総合経済学部

総合経済学科

4年間の学び

  1. 1年次

    基礎知識を固めながら経済学や経営学の基本的な考え方を学ぶ。

    一般教養を中心に履修し、基礎知識を固めます。経済学や経営学の基本的な考え方、社会調査の手法や情報リテラシーの基礎について学修します。また、少人数の学習方法演習で自ら学修計画を立て主体的に学ぶ姿勢を育てます。

    主な科目

    • ■ 総合経済学入門
    • ■ ミクロ経済学Ⅰ(完全競争市場)
    • ■ マクロ経済学Ⅰ(ケインズ経済学と経済政策)
    • ■ 持続可能な開発とSDGs論
  2. 2年次

    分析手法を学ぶとともに実践力や課題解決力の基本を身につける。

    経済学、経営学に関する基礎を学ぶとともにデータサイエンス等の分析手法を学びます。また、経済学、経営学に加え、これからの地域の活性化に必要な「環境」「健康」について幅広く学びます。さらには、連携企業とつながる「連携企業PBL科目」で社会や企業での実践力や課題解決力を身につけるための基本を学修します

    主な科目

    • ■ データサイエンスⅡ(経済・経営のためのビッグデータの分析)
    • ■ 金融論
    • ■ 地域経済論
    • ■ 環境政策論
  3. 3年次

    修得した技術や知識を用いて現場で実際に課題解決に挑む。

    経済学、経営学、環境、健康の4領域について、個々の関心に応じて選択して学びを深めます。また、これまでに修得した知識や技術を地域の活性化に結びつけるために、地域と連携した科目や連携企業の現場で課題解決方法を実践する学びを展開します。3年次にはゼミ配属もされ、卒業研究のための基礎知識も学びます。

    主な科目

    • ■ 環境経済論
    • ■ リーダーシップ論
    • ■ ベンチャービジネス論
    • ■ マーケティングリサーチ
  4. 4年次

    賑わいと活力がみなぎるまちづくりに貢献するために学びを深める。

    4年間の学びの集大成として、個別の研究テーマに関する卒業論文をまとめます。卒業研究は、ゼミナール形式で卒業論文の執筆に向けて担当教員から個別指導を受けます。研究テーマの内容によっては、他学部ゼミや自治体、企業と連携した賑わいと活力がみなぎるまちづくりにつながるゼミナールを展開します。

    主な科目

    • ■ 環境測定演習
    • ■ 地域企業論Ⅱ(事業継承)
    • ■ 卒業研究ゼミⅠ・Ⅱ
    • ■ 卒業論文

一期生の声

主な授業

持続可能な開発とSDGs論

社会人としての基礎知識となったSDGsをグローバルな視点で学ぶ。

持続可能な社会を実現する上で避けては通れない「開発と環境破壊」といった地球的諸課題との密接な関連や、日本では直接経験できないテーマも含めた17目標の全てを網羅します。また、国際機関の役割や国際協力の事例を紹介し、国際協力に携わる上で必要な技術や知識について学び基礎能力の向上を図ります。

(写真)ビジネス分野におけるSDGsの取り組みを把握することで、SDGs達成に向けた貢献活動が社会的な信頼度に関わる要素であることを理解する。

マーケティング論

実際の企業活動データを用いて実践的な戦略の立案に挑戦する。

企業の具体的な商品、サービスなどにも着目しながら、マーケティングに関する基本的な概念や考え方について学び、ブランド戦略、顧客リレーションシップ戦略といった応用的なテーマも取り上げます。マーケティングに関して多角的な視点から考えていくことで、課題の発見や、マーケティング施策の立案ができるようになることを目指します。

(写真)企業や団体の実際のマーケティング活動を活用することで、学生自身がマーケティングプランを立案する際に、授業で学んだ内容を活用できる。

PICK UP学習方法演習

修学指導担当教員が授業や大学生活をしっかりサポート。

学習方法演習では、大学での学修に必要な知識・技能を演習形式で学びます。総合経済学科の特徴を踏まえながら、これからの社会で取り上げられることの多いテーマを題材に、レポートや発表などを通じて総合経済学科が重要視している実践力を身につけていきます。また、複数人の修学指導担当教員が、学習面のみならず、大学生活なども親身になって相談に乗ってくれるなどのサポートが充実しています。

教授イメージ
TEACHER’S VOICE
統計から現実の社会を正確に把握して世の中に活用します。
齊藤 実祥 助教
統計科学、数理統計、データの可視化を学ぶと、人間の心理や本質を知ることができます。チェスの試合、お掃除ロボット、文章を自動生成するなどAIは日々進化していますが、AIは0から1の創造が苦手なため、人間の創造力がその役割を担う必要があります。人間の創造力の価値とともに、創造の源である知識を得る価値も一層高まっていくと感じています。