大学院
総合リハビリテーション学研究科/総合リハビリテーション学専攻(修士課程)
研究紹介(院生)
岡嵜 太洋
研究テーマ
超音波画像診断装置を用いた脳卒中患者の麻痺肢の筋活動動態について
指導教員
永井 将太 教授
研究の概要
超音波画像診断装置は、運動器に使用可能な高精度なリニア型プローブの開発にともない、その撮影精度が年々向上しており、筋肉や腱、靱帯だけではなく、筋束や腱膜まで撮影が可能となってきている。そのため運動器分野では超音波画像診断装置が積極的に臨床現場で用いられるようになってきている。一方、脳卒中等の中枢性麻痺を伴った麻痺肢の筋活動動態は、健常なもとのは異なっていると考えられるが、この点についてはほとんど解明されていない。現在、我々は超音波画像診断装置にて脳卒中患者の麻痺肢の筋活動動態を可視化し、そこで得られる情報の臨床的な汎用性を検討している。