大学院

大学院の構成

大学院

総合リハビリテーション学研究科

  • 総合リハビリテーション学専攻(修士課程)

大学院の特徴

  1. 次世代リーダー養成のための実践力を高める教育体制

    金城大学大学院では、保健・医療・福祉・教育など多様な職場における様々な経験・知見などを基礎とし、多様な専門領域の教員と共に、臨床的・実践的な学修・研究を行うことを重視します。その基礎としてリハビリテーション研究法特論・演習などの科目を開講し、専門科目の特論・演習、特別研究(研究指導)につなげます。そして、大学院の学修・研究を実践に生かし、リハビリテーション関連領域のリーダーとなることを目指します。また、大学院後期課程への進学、養成校の教員となることなども積極的に支援します。

  2. 就業しながら学べる昼夜開講制・長期履修制度

    金城大学大学院では、働きながら学ぶ院生を応援するために、夜間(18時以降に2コマ開講予定)・週末などにも授業を開講し、夜間・週末などの履修により修了に必要な特論(講義科目)・演習・特別研究(研究指導)などの単位を全て修得し、大学院を修了することを可能にします。また2年間分の授業料で、計画的に4年間まで学べる、長期履修制度を設けています。

  3. 授業料や奨学金制度など経済的負担にも配慮

    金城大学大学院では、働きながら学ぶ院生を応援するために、学納金(授業料、教育充実費など)を、リハビリテーション関連の私立大学や他の私立大学大学院に比較して、大幅に低く設定しています。また、金城大学卒業生に関しては、入学金が減額されます。また、日本学生支援機構の奨学金が申請可能で、優秀者は、奨学金が返還免除(全額または一部)になる可能性があります。

総合リハビリテーション学研究科 イメージ

大学院の概要

  • 大学、短大、専門など

    国家資格取得に必要な学習

    金城大学における学習、その他の大学・短期大学・専門学校などにおける保健・医療・福祉・教育などに関する学習

  • 基礎科目

    大学院入学

    大学院における研究方法、リハビリテーション関連領域の教育方法、医療・健康、関連職種との連携などに関する学修

    総合リハビリテーション学研究特論Ⅰ・Ⅱ/教育学特論Ⅰ・Ⅱ/医療健康学特論/介護福祉特論/地域リハビリテーション特論/保育・幼児教育特論 など

  • 専門科目

    基礎リハビリテーション領域

    生理学・解剖学・リハビリテーション医学などを基礎とするリハビリテーション関連の学修・研究

    発達・心理・福祉・教育領域

    心理学・介護福祉・教育などに関連したリハビリテーション関連領域の学修・研究

    実践的リハビリテーション領域

    スポーツ分野・臨床応用などを含む実践的なリハビリテーションに関連した領域の学修・研究

  • 修士論文作成・論文審査

  • 大学院卒業

    養成学校教員/研究職 など

    大学院後期へ

    大学院後期課程進学

研究科長メッセージ

総合リハビリテーション学研究科長

米島 學教授

2015年、金城大学では、地域の要請を受け、リハビリテーション領域でさらに高度な専門性と研究力を身につけ、少子高齢化により起こる様々な課題を、各分野の専門職と連携して解決していく人材の育成を目指すために、大学院リハビリテーション学研究科を設置いたしました。そして、1期生が修了した翌年度より、さらに保健・医療・福祉・教育の専門職の方に大きく門戸を開いた「総合リハビリテーション学研究科」へと進化しました。

実際に言語聴覚士、介護福祉士の方の修士学位取得へと繋がっています。人間社会科学部・医療健康学部・看護学部の教職員、ならびに現場の専門職との連携を促し、地域の要請に応じた実践的なサービス提供を指向する学修・研究を数多く展開していく所存です。教員は学生一人ひとりと向き合い、助言や支援、時には一緒に学びながら修学のお手伝いをしていきます。研究とは、目的を共有する仲間との濃密なコミュニケーションから成り立っており、データや情報を的確に取捨選択し課題を抽出する力、計画とそのプロセスを明らかにし準備する力、ICTやテクノロジーの理解、そしてAIにはできない「創造力」「考え抜く力」を高めていくものです。これは先行きが不透明で予測が困難な現在において最も身に付けるべき能力ではないでしょうか。

保健・医療・福祉の専門職はもとより、幼児教育・特別支援教育・福祉など教員免許を取得した専門職の方々に多く入学をしていただき、未来社会の創造に貢献されると共に中核的・指導的な役割を果たす優れた人材を輩出していきたいと思います。

総合リハビリテーション学研究科 研究科長