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新着情報の記事一覧
2025.2.10
(2025年1月号)日々成長、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる
満3歳児クラス(ももぐみ)
3歳児クラス(いちごぐみ)
4月の頃と比べると、自分の身の回りの事を、たくさん出来るようになったももぐみさん、いちごぐみさん。
衣服の着脱など、最初は手を広げて“やってくださ~い”と受け身だった姿から、“自分でやるぞ!”という姿に変わってきました。
中には、自分の事はカンペキと言わんばかりに、お友達のお世話までしてくれる子たちもいるんですよ。
来年度、進級して“お兄ちゃん”“お姉ちゃん”となる準備もばっちりですね。
同じように、遊びの場面でも先生の手を借りず、自分で試行錯誤し作っている姿が増えました。
空き箱を使った工作だったり、電車のおもちゃの線路の組み立てだったり。
「こうかな? 」「いや、違う! 」「こうしてみよう! 」色々と実験するかのように試している姿を見ると、こちらも手伝いたいのをガマンしなくてはと思います。
『安心 ・夢中 ・熱中 』 のもと自分の力で好きな遊びに取り組めるって、大事なことですね。
2025.2.10
(2025年1月号)”字”を書きましょう!
全園児
新年最初のアートであそぼうで、大学の永坂先生が持って来てくださったのは 、 真っ白な大きい紙と、真っ黒な墨汁、それから大きなダルマ筆 。
まずは先生自身が慎重に紙の上で筆を滑らせ、トメ ・ハネ ・ハライからなる様々な線をつなげていき 巳年の『み』の文字が出来上がるところを見せてくれました。
次に先生は子ども達に向かって 「さぁ皆さんも、自分の好きな“字”を書いてみましょう 」と。
それを聞いて先生達は「まだ文字を書けない子もたくさんいるぞ~」と最初は思ったのですが、なぜ永坂先生があえてそう言ったのか、すぐにわかりました。
もし 「何でも描いていいですよ」と言われていたら、子ども達はきっと自由なペイントを楽しんでしまって、それはそれで素敵なアートなんですけど、のびやかな筆運びに至らなかったかもしれません。
面白い“線”は生まれなかったかもしれません。
紙は真っ黒になっていたかもしれません。
でも、みんなちゃんと“字”を意識したので 「んーしょっ!」「しゅーっとん・ぴっ! 」なんて言いながら、筆先の感触を味わっていました。
それぞれの作品がとっても芸術的になり、玄関に並んでいると立派な展覧会になりました!
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2025.2.10
(2025年1月号)温かい心のバトンリレー
4歳児クラス(ばななぐみ)
「ぼくたち次は、めろんさんになるんだねぇ~ 」と表情キリッとして話すばななぐみさん。
いろいろなところで、先生達からも「うわぁ~めろんぐみ(5歳児クラス)さんみたいにカッコイイ」と言われるので、 「ふふふん♪ 」とまんざらでもないご様子です。
ももぐみ(満3歳児クラス)さんやいちごぐみ(3歳児クラス)さんに困っている子がいると、そっと手を差し伸べ助けてくれるお友だちがいっぱいいるんですよ。
見返りを求めない、本当に自然体な姿が素敵です。
きっと自分も、これまで年上のお友達に優しくされてきたから、同じことができるんでしょうね。
温かい心のバトンが、次へと繋がっています。
そんなばななぐみさんも、最近の課題は“ THE ・勝負事”。
新年会でのかるた取りや 鬼ごっこなどで、“負ける”という経験をぐっとこらえようとする姿が見られます。
ドッジボールやけいどろなど、勝ち負けのある遊びの面白さを、どんどん味わっていかなくっちゃと思っています!
2025.2.5
(2025年2月号)太田淳子 園長
園長のつぶやき
寒中お見舞い申し上げます。
一年中で一番寒い時期ですが、子ども達は元気にあそんでいます。
ある日、ももぐみ(満3歳児クラス)さん 、いちごぐみ(3歳児クラス)さんのままごとあそびに、私も混ぜてもらいました。
外は久しぶりの青空。「じゃあ、ピクニックに行こうか。」と呼びかけると、子ども達はお弁当を作り始めます。
まずは、お弁当箱。いろいろな形の容器があり、すぐに取り合いになりました。
次は、中につめる野菜や果物、ごはん類。
自我の目覚めで、自己主張が強くなったこの時期、「貸して」と「イヤ」の言葉が飛び交い、泣いたり、怒ったり、わめいたり。
でも 、この取り合いが大切なのです。
お互いに容易に譲れない自分があるので、その違いからけんかになり、そこをくぐり抜け、乗り越えて、他人と結び つく力をつけていきます。
自己主張を諦めた見かけだけのよい関係では 、 他人と関わる力や結びつく力は育たないのです。
<今月の一句>
ままごとの取りあふバナナ春隣(はるとなり)