園の生活

クラスだより

令和4(2022)年4月号  3歳児 4歳児 5歳児

3歳児クラス(いちごぐみ)「もう少しでひと月」

 入園・進級してからもう少しでひと月が経とうとしています。いちごぐみのみんなも最初の頃はワクワク嬉しさの中にも、きっと緊張や不安を感じていた事と思いますが、最近では色々なお話しも聞かせてくれるようになりました。様々な場面で可愛い笑顔もいっぱい見られるようになってきて、ホッと嬉しさを感じているこの頃です。
 朝、登園すると朝の用意の前にかばんや手提げを床や机に置いたまま遊ぶ子どもたちからは、遊びたい気持ちを感じ、そして遊んだ後のお片付けでは「やだ~!」「もっとあそびたいっ!」と怒ったり、すねたりする様子も見られますよ。そんな子どもたちの表現に、まだまだ遊ばせてあげたいものの、給食やお帰りの時間もあり、時計を見て、私とみんなとのやり取りが始まります(笑)。みんなの気持ちを受け止めながらも、ちょっとずつ園生活のリズムを知ったり、朝・帰りの用意もお伝えしながら一緒にしていけたらと思っています。
 幼稚園でいっぱい遊んで降園する子どもたち。遊んでいる時は楽しそうにしているものの、新しい環境やお家の方と離れて頑張っている姿もいっぱいです。そんなみんなに、お家に帰ったら「頑張ったね~!」「明日もいっぱい遊んでおいで~!」のぎゅ~っ!でパワーを送ってあげて下さいね!そしてお家でゆっくり、ゆったり体も心も休ませてあげて下さいね!よろしくお願いします。

4歳児クラス(ばななぐみ)「グループ作り」

 初めてのグループ作りに挑戦しましたよ。
 まずクジを引いて、同じ絵のシールが貼ってある友達を探します。ここで必要なのはコミュニケーション能力☆「ぼくはミカンのシールだったよ!○○くんは?」「私と同じ、リンゴの人いる~?」・・・率先して声をかけ合わないと、自分の仲間は見つかりません。簡単そうに思えましたが、初めてのみんなにとっては、なかなか難しそう。最初は2人ペアを作るのがやっとでした。私も間に入って、なんとか4人チームが集合!
 次なるチャレンジは、グループ名決め。今回は『動物の名前』とだけテーマを限定。すぐさま「ネコがいい!」など声が聞こえてきたので、「チームで相談して、4人が“それいいね”ってなったら、それに決められるんだよ。時には自分の考えをガマンしなくちゃいけないこともあるかもね。」と伝えて・・・相談開始!「ぼくはゾウグループがいい!」「え~っ!リスにしようよ!」「オランウータンはどう?」「ヤダ!そんなの!」初めはそんな言い合いをしていた子ども達でしたが、そのうち「う~ん・・・本当はウサギが良かったけど、ガマンする!」「キリンかぁ・・・わかった!いいよ!」と、譲ってくれる子も出てきました。「ありがとう!」「じゃあこれで決定だね!」意見がまとまった時は嬉しそうでしたよ。
 こうして無事にグループが完成しました。「決まると嬉しいよね!今日譲ってもらった子は、この次は反対に譲ってあげられるといいね。そしたらみ~んなが気持ち良くなるんだよ。」と伝えると「そっかぁ~☆わかった!」と言っていたばななぐみさん。最後は画用紙にグループ名の絵を描きましたよ。「先生ホラ見て!チーター模様をいっぱい描いてるの!」なんだか一枚の紙にみんなで描くのも楽しそう。“相談して何かを決める”ことに挑戦した今回。意見が違った時の難しさも、まとまった時の嬉しさも、両方味わったのでした。自分の意見をハッキリ言えることも大事だし、時には少しガマンして折り合いをつけられるようになることも、大事なことですね☆

5歳児クラス(めろんぐみ)「コンポスト」

 クラス懇談会の時にお話しした“コンポスト”の取り組みは、まずは絵本を通じて土の中の生ごみが肥料になる仕組みを学びました。皆に「生ごみってどんなのかわかる?」と聞くと○○ちゃんは「賞味期限切れた牛乳とか!」と教えてくれました。○○君は、「ごみって臭いよ」と顔をしかめていましたよ。
 コンポストを開くともう土が入っていて「この中には、土と菌が入ってるんだよ。」と言うと「それって微生物やろ!」と○○君!「カブトムシの土みたいや」と○○君。触ってみると「冷た~い」と・・・。匂いを嗅いで「何も臭くない!」と・・・。皆、五感で感じていました。“生ごみ”のご協力ありがとうございます。これからこのごみがどうなっていくのか、皆で観察していきます!畑づくりに繋がっていくといいなぁと思っています!

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