2024.12.16

(2024年11月号)何が起こるかわからない自由な劇

3歳児クラス(いちごぐみ)

満3歳児クラス(ももぐみ)

子どもたちが大好きな絵本『どんぐりころころ・おやまへかえるだいさくせん』の表現あそびをお部屋で楽しんできたので、発表会でもそんなクラスの様子を見ていただきたいと思います。
絵本は、毎日1場面ずつ増やしながら少しずつ読み進めていき、繰り返し楽しんできたので、ストーリーはしっかりと子どもたちの中に入っているようです。

ある日、先生が『みんなに魔法をかけてみよう!チチンプイプイどんぐりになぁ~れ 』 と呼び掛けるとすぐさま床にうずくまって体を丸める子どもたち。
『あっ!お池だ!バッシャーン!! 』 ・・・そこから劇が始まっていきます。
ドジョウに挨拶『 こんにちは 』 ・・・カエルにおんぶされ ・・・リスの葉っぱで隠されて・・・とストーリーを覚えているからこそ、体が自然と動いていく子どもたち。
自分の好きな場面になると、すごく張り切る様子も見られました。

今回は子どもたちの主体的な姿を全面に、何よりみんなのありのままの素直な表現を大切にしたくて、自由度を上げた表現あそびにしました。
とっても個性的な子どもたち。好きな場面も違えば、日によってなりたい役もコロコロ変わります。
そこで、その場でいつでも好きな役を選べるように、全員が全ての役のお面を作り、ステージの上に置いておくことにしました!
とにかくどんぐりがお気に入りで、ずっとどんぐり帽を被っている子がいれば、一見何もしていないように見えて実は隅の方でずっとカラスになりきっていた ・・・というお友だちもいました。
また、とにかく全部の役をやりたくて、とっかえひっかえ忙しそうにお面を付け替えているお友だちもいます。

それぞれがとっても面白い!
でも本番は一体どんな風に仕上がるかも分からない!という少しドキドキ冒険的なもも・いちごぐみさんのステージです。
お客さんの前でのびのび表現するなんて恥ずかしい~と動揺する姿もあるかもしれませんが、それも愛嬌ということで。
温かく見守っていてくださいね。