金城大学地域連携事業「足のけんこう教育プロジェクト」では、3月3日(金)に県立鶴来高等学校へ出向き、運動部員78人の足の調査を行いました。今回は高校生を対象に、適切な大きさの靴を履くことによる足の変化を追跡調査するための初期評価となります。この調査で足の長さ、幅などをしっかりと調べ、(有)小間井宏尚商店から無償でジャストサイズの靴が提供されます。この靴を1年間履き続け、これによる変化を1年後に再度調査することで足全体に生じる変化を明らかにします。
調査当日は医療健康学部の3、4年生15人が参加してくれました。元気のある高校生に圧倒されつつも、一人ひとり正確に足の測定を行ってくれました。調査に参加していただいた高校生全員が運動を経験していることもあり、怪我や故障が絶えないという声も聞かれました。部活などで活動性の高いこの年代では、靴が足に合っていないと足や腰に負担がかかり、思わぬ怪我や損傷を招きます。この調査によって足への関心や競技パフォーマンスを高め、正しい靴選びなどの知識を還元できればと思います。