NEWS 金城大学1年生チームが「北陸イノベーショントライアル2024」でダブル受賞しました
—災害対応における社会システム視点のアイデアが高評価—

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金城大学1年生チームが「北陸イノベーショントライアル2024」でダブル受賞しました
—災害対応における社会システム視点のアイデアが高評価—

金城大学総合経済学部の1年生チームが、2024年11月に開催された「北陸イノベーショントライアル2024」において、それぞれ「トナミシステムソリューション奨励賞」と「ドコモビジネスソリューションズ奨励賞」を受賞しました。この成果は、他大学の3年生・4年生が中心となる中、初年度から挑戦した1年生チームによる快挙です。

金城大学総合経済学部の1年生を中心とする2チームが、北陸地方を代表するイノベーションコンテスト「北陸イノベーショントライアル2024」で見事ダブル受賞を果たしました。受賞内容は以下の通りです。

 

<ポラリスチーム:テーマ「Ottaを活用した災害時の物資追跡システム」>

★「トナミシステムソリューション奨励賞」受賞!★

・評価ポイント:既存システムを応用することで、災害時に必要な物資追跡システムを低コストで実現するアイデアが評価されました。この提案の背景には、メンバーの一人が経験した能登震災時の避難所での課題があり、その具体的な課題解決策が提示されました。

 

<KLIP05チーム:テーマ「災害時安否確認システムの自動化サービス」>

★「ドコモビジネスソリューションズ奨励賞」受賞!★

・評価ポイント:普段から使い慣れた仕組みを災害時にも活用できる「フェイズフリー」の視点が評価されました。能登震災での課題を基に、自治体視点での運用負担軽減や社会システム全体を考慮した提案を行い、高い評価を得ました。

 

この2チームは総合経済学部の実践的課題解決サークル「KLIP」に所属し、社会課題に対する実践的な解決策を検討してきました。自治体や地域住民との意見交換を重ね、技術的な解決だけでなく、運用の現実性や社会的な持続可能性を重視した提案が特徴で、審査員からも両チームこの点も共通して評価を得ました。特に今回の成果は、ゼミや研究室に所属する上級生が多い中、1年生という早い段階から積極的に取り組み、社会課題解決に挑戦した点が注目されます。

金城大学総合経済学部では、今後も地域課題に取り組む教育を推進し、学生が社会に貢献できる力を身につけるためのサポートを続けてまいります。

 

大会詳細:北陸イノベーショントライアル2024公式ページ
https://www.telesa.or.jp/branch/hokuriku/archive/hit2024/index.html