このたび、総合経済学部長の寒河江 雅彦 教授が、「日経STOCKリーグ」の第24回(2023年度)NOMURA Award を受賞されました!
「日経STOCKリーグ」は、主催:日本経済新聞社、特別協賛:野村ホールディングス、後援:文部科学省、金融庁、日本証券業協会、他の協力のもとに、学校教育での投資学習のツールとして企画された金融・経済教育プログラムで、中学、高校、大学・専門学校のチームが各々で選んだ投資テーマに沿ってレポートを作成し、その内容を競うものです。2023年度は342校、2,118チーム、8,445名が参加しました。
チームが提出するレポートは(1)投資テーマ、それを選んだ背景、(2)テーマに沿う企業を選出とスクリーニング基準の考案、(3)株式ポートフォリオの作成(10~20社を選ぶ)、(4)投資家へのアピールをレポートにまとめます。
投資テーマは多様で、株式投資の実務に携わるアナリスト(セルサイド)、投資家(バイサイド)にとって大事な基本でもあるフィールドワーク(オフィスの外へ出て、現実を見る)、独創性(自分の強みを活かす)、未来への洞察のできるアクティブラーニングの好例となる教育プログラムであり、コンテストとなっています。
日経STOCKリーグに参加された経緯について
統計学を学んだ延長でデータ解析の実際の問題に適用させたいと考えていました。学生が興味を持ち、半年ぐらいかけて取組むテーマとゼミ活動の一環として、日経STOCKリーグがいい教材になると考えました。実際に参加し、財務分析、ファイナンス、統計学を結び付けたテーマとして自分たちで考えるいい教材になったと考えています。
日経STOCKリーグへの参加を終えてのご意見・ご感想
日経STOCKリーグに参加して、2つの良い機会が提供されていると感じます。1つはバーチャルな株式取引で、企業への関心と株取引の実体験ができる点はよかったと思います。2つ目は、情報収集ツールとしての日経新聞電子版の活用です。企業分析にはもちろんのこと、インターンシップ等の事前の企業情報の収集にも役立ちました。
これからも金城大学総合経済学部では、統計学を発展させた財務分析、ファイナンスなど、さまざまな学びが可能です。
今後の学生たちの活躍にもこうご期待!