平成27年11月28日(土) 12:45~16:00 |
総合司会 樋貝 繁香 (看護学部・教授) 12時~ 受付 12時45分~ 開式 13時~ 講演 ■テーマ 「住み慣れた地域で共に暮らす人々の健康を考える 〜教育、NPOの立ち上げ、家族としての体験から〜」 金川 克子(かながわ かつこ)氏 NPO法人いしかわ在宅支援ねっと理事長、石川県立看護大学名誉教授、 金城大学特任教授 14時~ 休憩 14時15分~ シンポジウム ■テーマ 「白山市における切れ目のない包括的支援をデザインする」 15時55分~ 閉式 |
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金城大学 社会福祉学部(S)棟(笠間キャンパス) |
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定員/先着200名
平成27年11月20日(金)17:00必着
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住み慣れた地域で共に暮らす人々の健康を考える
~教育、NPOの立ち上げ、家族としての体験から~
講演者 金川 克子(かながわ かつこ) 氏
NPO 法人いしかわ在宅支援ねっと理事長、
石川県立看護大学名誉教授、金城大学特任教授
会場 S棟 110大講義室
長年従事した看護教育から故郷の地に戻り、何人かの仲間とともにNPO法人「いしかわ在宅支援ねっと」を立ち上げ、地域の人々の憩いの場として、カフェを開きながら、
多様な活動を現在行っています。
地域の看護学を専門にしている立場では、関心がつい地域に向けられ、自分たちも含めて、地域の人々が、歳をとっても住み慣れた地域で生活を続けるにはどのような条
件が必要かと考えてしまいます。国は地域包括ケアの重要性を唱えており、さまざまな所で考え方や必要性を説明しており、最もなことと思いますが、地域性や地域に存在
する資源、環境によっても異なり、これからの課題のように思います。
NPO法人「いしかわ在宅支援ねっと」の理念には、住み慣れた地域や家庭で療養生活が遂行できることを挙げていますが、そのためには多くの条件が整備されていること
が必要です。
地域にはさまざまな背景を持った人々が生活しており、個々のニ-ズに応えることはなかなか難しいことです。
そこで、これまでの経験をもとにしながら、住み慣れた地域で共に暮らす人々の健康を皆さんと一緒に考えたいと思います。
金川克子氏 プロフィール/東京大学医学部衛生看護学科卒業・保健学博士(東京大学)
文部科学省在外研究員、金沢大学医療技術短大部教授、東京大学教授、石川県立看護大学学長、神戸市看護大学学長を歴任。公衆衛生学・地域看護学を
中心とした教育研究に多くの業績を残された。その後、石川県在住の有志の看護職10人と「NPO法人いしかわ在宅支援ねっと」を立ち上げる。在宅で療養
されている方とその家族、医療、介護、福祉関係者や研究機関、行政、地域住民と手を携えて、現在も在宅療養と要介護者の支援を行っている。
白山市における切れ目のない包括的支援をデザインする
会場 S棟 110大講義室 | シンポジスト
金川 克子〈 かながわ かつこ 〉氏 池田 紀子〈 いけだ のりこ 〉氏 針道 佳世美〈 はりみち かよみ 〉氏 岩下 琢也〈 いわした たくや 〉氏 浅見 美千江〈 あさみ みちえ 〉氏 コーディネーター 杉本 尚樹〈 すぎもと なおき 〉氏 |
本学は今春、看護学部を新設し、白山市との保健医療福祉分野での更なる連携を図るとともに、地域に根差した大学づくりに努めております。 この度、第10回を迎えます<保健・医療・福祉創造フォーラム>では、来たる2025年に向けて、地域で暮らす人々の健康を考えたいと思います。 白山市においては、2013(平成25)年度に在宅医療連携協議会を立ち上げ、「できる限り、住み慣れた地域で必要な医療・介護サービスを受けつつ、安心して自分らしい生活を送ることのできる社会を目指す」ことを目的に地域包括ケアシステムの構築と運用が進められています。 病院から在宅への移行が切れ目なくスムーズに行え、患者と家族が望む暮らしを支えるために必要なことは何 か。行政・医療・介護・福祉が一体となり、24時間365日切れ目のない在宅医療・介護提供体制について、また、治す医療から支える医療について、今後の展望について意見交換いたします。 |