12月20日(水)の3・4講時に、看護学部2年生を対象に「認知症ケア」の講義において(株)シルバーウッドによる「VR認知症体験」を行いました。認知症の症状は講義だけでは若い学生には伝わりづらいため、昨年度よりVR体験を取り入れています。学生からは、「認知症患者の気持ちの理解につながった」などたくさんの感想が得られました。その一部を抜粋します。
〈学生の感想〉
「声かけが大事というのは日々の勉強で理解していたつもりだったけれど、今日の講義ではその声の掛け方がどれだけ大切なのか理解できました。」
「自分では見えない視点で世界が見えた。認知症を患っている人の気持ちになれて、認知症の方が見えていること全ては理解出来ていないけど寄り添うことの大切さを学べた。」
「認知症の種類に応じての症状がそれぞれあると思うので、それらを理解して患者さんに接していかないといけないと感じた。今日の体験から、寄り添うというのはただ優しい言葉がけをするのではなく、患者さんが思っていることを読み取りどのようなケアをしたら安心するかを考えてケアをすることが大切だと分かった。認知症のことがよく分かり、いい体験となりました。」