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第6回公開講座 結果報告

薬物乱用・依存の理解

≪講師≫
富山県心の健康センター ・ 所長 麻生 光男 氏

≪開催日≫
2023年9月9日(土)

≪概要≫
 本講座は、金城大学で実施されました日本アディクション看護学会学術大会との共同開催となります。
 アディクション看護とは、「ある物質や一定の行為にひどくのめりこみ、日常生活に害があるとわかっていながら、自分ではコントロールができない、そうせざるを得ない不健康な習慣への耽溺がアディクションであり、日本語では嗜癖(しへき)である。(日本アディクション看護学会より引用)」ということから、今回は薬物乱用と依存を理解することで薬物の恐ろしさや、使わない・使わせないことについてお話しいただきます。

 

≪当日の様子≫
 日本アディクション看護学会学術大会と共同開催ということもあり、オンラインも含め非常に多くの方にご参加いただきました。薬物乱用の恐ろしや使わせないことの重要さを、現在の臨床現場やこれまでの経験を踏まえて分かりやすくご説明いただきました。

 

≪公開講座アンケートより受講者の声≫
・薬物乱用・依存の背景にある心理・身体的な状況を考えていくことが好ましい関係づくりになること、その通りだと思いました。
・身近なエナジードリンクの症例を示され、簡単に依存に至ることが分かりました。
「自己治療仮説」や「生物-心理-社会」的要因で依存・乱用となることなどわかりやすく興味深い内容でした。ありがとうございました。
・数十年前の患者の事を思う麻生先生のお優しさが感じられました。薬物乱用の背景 「生物-心理-社会」的視点は、とても考えるのにわかりやすいと思いました。

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