9月14日(木)に看護学部の学生7名が白山市河原山町を訪れました。
⽩⼭市は市域の8割が⼭林であり、毎年、サル・イノシシ、クマなどが出没し、農林被害、⼈への危害などに悩まされています。この原因の⼀つとして、果樹を狙った野⽣動物の被害があり、⼭麓部の代表的な果樹である「柿」が大きく関係しています。地域住民の高齢化にともなう管理不足により、多くの柿の木が実をつけたまま放置されている状況にあり、野生動物被害への対策管理面と活用が課題となっています。
そこで『地域住⺠にとっての「柿」の歴史・⽂化の理解と健康への関与を探る』『地域の歴史・⽂化を守りながら環境改善に繋がる柿の活⽤可能性を探る』の2つを目的とし、白山市協力のもと、かなざわ食マネジメント専門職大学と株式会社LODUと共同で取り組むことになりました。株式会社LODUは、実際に河原山町で活動している企業です。
まずは河原山町を知るために、株式会社LODUの方に町や町の歴史についてご紹介いただき、これからの活動に向けて、キックオフミーティングを行いました。