令和4年9月24日
金沢市の北国新聞社20階ホールで、本学看護学部 看護学科 岩城教授を講師とし「健康につながるメンタルヘルスの管理~危機の克服と予防~」をテーマに北國健康生きがい支援事業の金城大学プログラムが開催されました。
ある調査によれば、「生きがいを持っている人は、ストレスに強い。」と言われています。
そのためには、ストレス対策のカギは自分を振り返る物差しを持っていることが必要です。
それでは、自分の生きがいや人生観を明らかにするにはどうしたらよいか、また、危機を乗り越えていくためにはどうしたらよいのか。
これらの解決の糸口として、アウシュビッツの地獄を描いた「夜と霧」で有名な精神科医V.E.フランクル原案による「生きがい」測定テスト(Purpose in life test:PILテスト)を紹介しました。
PILテストは、患者の「生きがい感」、つまり病気や困難をこえて前向きに生きていこうとする意欲を測定し、このテストのもとになった人間観について紹介し、その活用について解説しました。
参加された方自身の「生きがい感」が分かり大いに盛り上がりました。