金城大学の教職員・学生のみなさんへ(第3信)
緊急事態宣言が解除され、石川県が特定警戒都道府県の対象から外されたことを受け、本学では対面授業の再開に向け、6月3日(水)及び4日(木)に「対面授業再開オリエンテーション」を実施しました。消毒用アルコールや紙タオルの設置、アクリル板やビニールシート、換気の徹底などハード面での改善を図り、健康チェックシートを用いて学生ならびに教職員の健康と生命を守ることを最優先としながらも、大学の機能を少しでも早く再開できるよう、必要に応じて対面授業を進めてきました。今後もさらに調整を図っていきますが、新型コロナウイルス感染症拡大の危機はなお続いています。報道されているとおり第2波、第3波の感染拡大が今後起きる可能性もあります。感染状況等を踏まえながら、学内外で行われる様々な活動について、各々の内容を考慮した上で、徹底した感染予防に関する総合的な対策を行っていきたいと考えております。 特に本学では感染対策活動を実施すべく、学内感染制御チーム(Kinjo Infection Control Team; KICT)を組織しました。KICTは感染症対策本部の下部組織として位置づけ、学内における感染症予防・啓発活動、学内ラウンドにて現場の感染管理状況の監視・指導、学生と教員・事務部門への感染管理教育研修を実施します。 すでに、ポストコロナの時代は始まっており、「新しい生活様式」と「行動変容」が必要とされています。これまでと同様にソーシャルディスタンシングの徹底や「3つの密」を回避していただき、徹底した感染予防対策を行ってください。感染拡大を防ぐためには、私たち一人ひとりが従来の行動をあらためていく必要があります。あらためて皆さんの理解とご協力をお願いします。
令和2年6月9日 金城大学 学長 前島伸一郎
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