高齢者看護学概論は2年生後期に開講されている科目です。座学で加齢変化などを学習するだけでなく、学生達は口腔水分計、骨密度計などの様々な測定機器を持参して地域の老人クラブに出向き、高齢者の方の身体機能の測定と測定項目に関連した対話をさせていただいています。 この演習の目的は、地域で暮らしている高齢者の皆様との対話を通して、加齢変化や疾患など様々な課題を持ちながらも、生きていく上での豊かな知恵、力などを活用しながらイキイキと生活しておられる様子を感じ、老年期を元気に生きる高齢者の力を理解することです。演習を通して学生達は高齢者の皆様の豊かな知恵に触れさせていただくなかで、驚き、喜び、悩みなどの経験をすることで高齢者のお力を実感し、次への学習意欲につなげることができています。 来週は、対話を通して学んだことと高齢者の皆様の測定結果と自分達の測定結果を比較した結果を考察し発表します。 ご協力いただいた関係各所、老人クラブの皆様に感謝申し上げます。
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