期日:平成27年4月18日(土)~19日(日)
場所:いしかわ総合スポーツセンター
チームとしては今年度初めての試合でしたが、1年生が合宿研修で出場できず、2年生以降での出場となりました。私は初めて選手宣誓を経験し、とても緊張しましたが無事終えることが出来たと思います。団体ではB、Cチームは一勝一敗で予選リーグ敗退となり、Aチームのみが予選リーグを勝ちあがりました。Aチームは負けた試合もチャンスがあっただけに悔やまれます。シングルスでは4年の天野、石川、杉本が健闘しましたが、どれも接戦で敗退しました。実業団も参加するレベルの高い大会なので、課題が多く見つかり収穫も多かったと感じます。新入生に、強い金城大学の姿と、そして頼りになる先輩の姿を見せることができる様に、精進したいと思います。(主将:石川萌子)
<試合結果>【団体戦】 1回戦 2回戦 【シングルス】 3回戦 4回戦 5回戦 |
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今回の哲学テーマ「人間と動物 後編」 前編でサルは木に登るとお伝えしました。そして、「サルも木から落ちる」といったことわざがあります。しかし、サルは簡単には木から落ちません。しかし、人間は歩いていて転びます。歩いていて転ぶ動物は人間以外にいるのでしょうか・・・ 歴史をさかのぼり想像してみましょう。ブラキオサウルスは全長約25メートル、体重約80トンが転んだら凄いことになります。ただし、4足歩行だから転ばないと反論する方もいるでしょう。では、ティラノサウルスは全長約12メートル、体重は5~6トンと推測され、しかも2速歩行・・・そして体型も頭部が巨大であり、安定して歩行できるのかが不思議である。しかし、多分転ばない。 動物で最も知能が高い人間が歩くだけで転んでしまうのはいかがなものかと・・そんな人間が卓球といった繊細なスポーツを行えばミスが出て当然である。ミスが多い動物である人間とは実に不思議な生物であることは間違いないであろう。それは、人間が進化し優秀になった証なのである。人間よりも知能が劣る動物はなぜミスをしないのか・・それは生活が単純であり、一度に多くの情報を処理する必要がないからである。すなわち、集中力100%でサルは木に登り、犬は集中力100%で餌を食べる。人間は、学校での帰り道「友達と会話」しながら、一日の出来事を「反省」しながら、「歩き」ながら、「スマートフォンをいじり」ながら、「メールの内容を確認し急ぎの内容を考え返信」しながら、「今晩何を食べようか考え」ながら、会話に夢中になり、転んでスマートフォンが下敷きになり故障し落胆する・・・集中力を分散できる能力こそが人間としての進化であり現代社会で生き抜く糧なのかもしれない。その代替として、ミスをするのも人間特有の愛嬌なのではないだろうか。 「金城大学のノムさんより」