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金沢福祉用具情報プラザで体験型研修を受けました

6月10日と17日、高齢者看護論を学ぶ3年生81名が2グループに分かれ、「福祉用具の活用、環境の調整などの実際を体験し、高齢者がその人らしく自立した生活を継続するための援助を考える」ことを目標に、金沢市本町の金沢福祉用具情報プラザに行ってきました。

1350点もの福祉用具が展示される館内を案内していただいたあと、学生たちはスライディングボートやリフトを使ったベッドから車椅子への移乗の仕方、スライディングシートを使ったベッド上の体位移動を体験しました。はじめはぎこちなかった学生たちも、だんだんスムーズにできるようになり、介助する人受ける人どちらにも負担が少ない福祉用具の便利さを身をもって感じていたようです。

力任せの介助は患者さんの身体の拘縮の原因になっており、福祉用具を正しく活用することは患者さんの安楽だけでなく、看護者の腰痛予防にもつながるという職員の説明が印象的でした。2時間半という短い時間でしたが、学生の視野を広げ、高齢者看護の可能性を考えるきっかけとなった貴重な研修会でした。

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スライディングボードを使ったベッドから車椅子への移乗体験 リフトを使っての移乗「心地よい」「怖くない」との感想
 190618kng3 みているだけではわからないいろんな体験ができました