期間 平成30年12月14日~16日
会場 大野市エキサイト広場総合体育館
今大会は団体戦での北信越大会11連覇を懸けた大会でした。しかし、惜しくも新潟大学に負けてしまい、金城大学の連覇を10回で止めてしまう結果となりました。個人戦ではシングルス・ダブルス共に金城大学で優勝を勝ち取ることができ、とても嬉しく思います。今回の負けから学ぶことはたくさんあり、負けている時こそベンチにいるメンバー全員で試合をしている選手を盛り上げること、また、一人ひとりがもっと勝ちにこだわることなど私達に足りなかったものが浮き彫りとなる大会となりました。今回の負けを来年の春に行われる春季大会に繋げる為に、一人ひとりが各個人の長所をより伸ばし、短所を克服していけるように練習に励んでいきたいと思います。(木内 愛実)
初めての大会であり、初めて団体戦に出させていただいた今大会でしたが、悔しい結果となってしまいました。北信越大会で連覇をしていたものの結果は二位と連覇を伸ばすことができませんでした。しかし、団体戦の力強さを肌で感じる大会でもありました。いつも先輩方を後ろから応援する立場でしたが、自ら試合に出て得点を取るたびに振り返ると、チームの大きな応援が体育館いっぱいに広がり力をくれました。今大会での悔しい結果を、春大会での大きな歩みとし、個々の課題を受け止め精一杯練習に励んでいきたいと思います。(髙山 未来)
〈団体〉
優勝 新潟大学 〈ダブルス〉
優勝 木内・關谷 (社会福祉学部2年・2年) 〈シングルス〉
優勝 髙山 未来 (社会福祉学部1年) 關谷 有紀 4回戦敗退 |
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試合結果の掲載の度に、卓球とはあまり関係ない(少しだけ卓球)ことをつぶやいております。
「応用と閃き」の後編を執筆しようにも閃けないので手が止まる。連載ものの漫画家はある意味閃きの専門家なのかもしれない。大まかなストーリーは書き始めから結末をイメージしていると思われる。スポーツ漫画であれば、試合の勝敗は開始前から勝負はついていることだろう。一世を風靡したバスケット漫画で、勝負を決める重要場面、味方と相手を間違えてパスをする筋書きに度肝を抜かされたことがある。
このシナリオは、私にとって全く想定外だ。しかし・・・ チームメイトや対戦相手に双子がいた場合ありえない話ではないかもしれない。井上氏の人生経験のどこかに双子に関するエピソードがあったため応用したのかもしれない。
私の師の小笠原浩一教授の演習で、教授は私たちにこう話した「人はなぜ、月日をかけて習得していくはずのスキルをすぐに身に着けてしまう者がいるのだろうか・・・、諸君はどう考える」
私は、こう答えた「応用と閃きだと思います。私は卓球競技をしています。卓球競技においても、初めからラリーができる人、練習しても上達が遅い人がいます。仮説としてすぐにラリーが出来る人はテニスの経験者が多く、卓球をしたことがなくとも自然と何らかの感覚を応用しているのではないでしょうか」
「物事を1・2伝えて、10まで理解できる人と、10まで全て説明しなくてはできない人がいるのも、空白を埋めるために知識を加工する応用力の差だと思います」
教授の顔色が一変しメモを始めたことは、今でも懐かしい嬉しい思い出だ。
卓球選手は、フリックを応用しチキータ技術を閃いた。更に、チキータを応用してミユータを閃いた。次は誰がどんな技術を開発するのだろう。
卓球競技において10-0になると、わざとミスをするといったプロ暗黙の謎ルールがある。
これは、サッカーやバスケで例えると、残り時間数秒で自分のゴールにシュートをするようなものだ。相手に屈辱を与えることがフェアプレーではない。物事の神髄を捉えることが応用と閃きの基礎といえるのではないだろうか。双方が勝ちを意識して挑んだ試合ならわざとミスすることに意味を感じない。
日々の当たり前に疑問を抱き、知識を応用できる閃きと体験を経験に変える力、「固定観念に捉われない柔軟な感性を身に着けることが新たな発見の一歩となる。」
「金城大学のノムさんより」