《講師》
大学 医療健康学部 准教授 野口 雅弘
《開催日》
平成30年7月7日(土)
《概要》
高齢者人口の増大に伴い、高齢者の中での肥満も増大しています。日本においては、肥満指数(BMI)が25以上を肥満としているが、その中でも内臓脂肪肥満が生活習慣病と深くかかわり、非常に問題となっています。このような肥満の社会的な問題や世界的な流行について、他国のデータも交えて紹介しました。また、内臓脂肪の蓄積は、脂質代謝や糖代謝に異常をきたし、動脈硬化を進行させます。健康寿命の延伸のためには、動脈硬化を進行させないように身体活動量を増大させていくことが重要です。本講座では、肥満を効果的に改善するための運動療法について、運動の強度、頻度、時間、種類を4つの柱について説明しました。
《公開講座アンケートより受講者の声》