《講師》
大学 社会福祉学部 教授 田中 克恵
《開催日》
平成30年6月16日(土)
《概要》
身体には食べ物と空気の通り道が一緒になっている部分があるため、人は複雑な発声や発語ができるようになっています。その反面、食べ物が誤って気管に入る「誤嚥(ごえん)」のリスクを抱えています。
今回、水や食べ物を食べて飲み込む「摂食(せっしょく)・嚥下(えんげ)」のしくみを糸口に、誤嚥が生じるメカニズムと原因についてお話しをし、誤嚥の予防方法をご紹介しました。
誤嚥を予防するために、まずは口腔ケアや嚥下を良くする体操が効果的であることをお話しし、一緒に体操を体験してみました。その他に、食事をする時の姿勢に気をつけること、食べ物の調理法を工夫することなどを紹介し、やわらかく飲み込みやすい鮭の「ソフト食」を皆さまと一緒に試食しました。
《公開講座アンケートより受講者の声》