人間社会科学部 社会福祉学科
医療情報コース
*2022年度入学生を以って学生募集を停止。
情報管理の基礎となる医学知識を確実に身につける。
診療にまつわる記録を収集し、点検・管理をするのが、診療情報管理士の大きな役目です。そのために、医学知識の基礎を学び、病院や疾病について理解していることが求められます。この分野で実績を持つ教員が、覚え方から丁寧に指導します。
ICTを使った情報管理を学びより良い医療に貢献する人材に。
記録を集めて管理するだけでなく、それを分析し、医療安全や病院経営、そして地域医療に役立つ統計情報として、提供するのもまた、診療情報管理士の仕事です。必要なICTのスキル、社会福祉の知識についても、基礎から身につけられます。
資格取得に向け充実したサポートで将来を描く。
人間社会科学部で学ぶため、指定科目を履修することで、社会福祉士の受験資格も得られ、診療情報管理士とのダブルライセンスを目指せます。そのほか、在学中に取得できる資格も計画的に受験し取得できるよう、サポートが充実しています。
資格
取得できる資格・免許 | 診療情報管理士認定試験受験資格(3年次より受験可能) |
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診療報酬請求事務能力認定試験合格 |
社会福祉主事任用資格 |
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医師事務作業補助者 |
医療事務技能審査試験 |
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取得を目指せる資格 | 福祉住環境コーディネーター |
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卒業後に取得を目指せる資格 | 医療情報技師(JAMI認定) |
上級医療情報技師(JIME認定) |
医療経営士1~3級(JMMP認定) |
医業経営コンサルティング(JAHMC認定) |
診療情報管理士の仕事とは
「診療情報管理士」は、電子カルテの導入や患者さんへの医療情報の開示が進む医療業界で、カルテの管理・分析の専門家として医療の質の向上を支えることが仕事です。日本病院会が行う認定試験によって資格取得ができます。
患者さんの疾病や病状、手術や検査記録、治療内容などのデータを適切に管理・分析・活用し、医師と専門的な会話ができるだけの医学知識、病院の運営管理に関わるマネジメント能力、医師や看護師たちとのコミュニケーション能力など幅広いスキルと資質が必要とされます。
卒業後の進路
- 大学病院
- 日赤病院、済生会病院、厚生連病院
- 国立・県立・市立病院
- 民間病院(DPC対象病院)
- 企業(製薬会社、医業コンサルタント会社、一般企業)
就職
在学生の声
1年次から多くの資格取得にチャレンジ
卒業時の診療情報管理士の資格取得を目標に
人間社会科学部 社会福祉学科 医療情報コース 4年
米田 有澄さん
石川県・金沢西高等学校出身
*2022年度入学生を以って学生募集を停止。
社会福祉学科では、三つのコースがあり、入学直後のオリエンテーションで詳しい説明を聞いてから、どのコースに進むかを選択することができます。
私が学ぶ医療情報コースでは、1、2年次に病院見学があります。私は四つの病院を見学し、普段見ることができない医事課や管理室、検査室などで働いている方から詳しく仕事内容について聞くことができました。大学に入学した当初は、小さな病院で事務職として働ければいいと思っていましたが、大学病院での学外実習を経験して、診療情報管理士の専門資格を取得して、その資格を活かせる大学病院、総合病院で働きたいと思うようになりました。