人間社会科学部 社会福祉学科
生活支援コース
子どもから高齢者まで笑顔で暮らせる地域の福祉を支える人に。
子どもから高齢者までが笑顔で暮らせるために、人間と社会の関係を科学的に分析しながら、様々な社会課題を解決できる福祉のリーダー的人材を養成します。社会福祉コースでは社会福祉士、生活支援コースでは介護福祉士と社会福祉士のダブル取得も可能。卒業後の進路は、福祉施設はもとより公務員、高校教員、企業など幅広く選べることも特徴です。
学びのポイント
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コミュニケーション能力を高めながら人間性を磨く。
座学だけではなくロールプレイや模擬面談、アクティビティという学生が主体的に参加する授業に取り組むことで、能動的に関わり合う体験を通じて人間援助の基礎を身につけます。
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広い視野を養い、多様な専門知識・スキルを身につける。
基礎知識を学び、実習や演習で体験しながら、社会のなかでより豊かに暮らしていくための視点や技法を修得。他学科の学生や教員などとの関わりの中から広い視野を習得します。
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現場での実習を通して卒業後の就職について考える。
座学としての講義だけではなく、体験・参加型授業の演習や、充実した介護実習などの実習を通して、福祉の現場臨床から体得したことを、将来や就職に結びつけることができます。
4年間の学び
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1年次
基礎的な知識、技術を学びながらコミュニケーション能力を高める。
高等学校との接続を考慮した科目を学修し、一般教養や基礎知識を身につけます。介護に必要なコミュニケーションや心身のしくみの基礎を学びます。学修計画を立て、主体的な学びを実践できる能力を育む科目を学修し、基礎的な知識や技術を学びながら、コミュニケーション能力や総合的な人間力を高めます。
主な科目
- ■ 人間の尊厳と自立
- ■ 障害の理解
- ■ こころとからだのしくみ
- ■ 介護福祉論
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2年次
多様な分野で活躍できる幅広い専門知識を身につける。
介護実習が始まるなど、介護の基礎知識や基本技術について具体的な方法を学びます。グループワークでコミュニケーション能力を高めるとともに、総合的な人間力を磨きます。ボランティア活動など現代社会で必要性の高い活動に取り組みながら、現場のリアリティを感じることで知識を体得します。
主な科目
- ■ 生活支援技術Ⅰ・Ⅱ
- ■ アクティビティ・サービス
- ■ 生活とリハビリテーション
- ■ 発達と老化の理解
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3年次
幅広い実習や学んだ知識を将来や卒業後に結びつける。
介護が必要な人の様々な特性に応じた支援のあり方を学び、より良い生活について考えることができるよう学修します。現場での体験を通じて、専門職としての実践力やコミュニケーション能力に加え、新たな学修課題や研究課題を発見できる能力を身につけるため、様々な科目で学修します。
主な科目
- ■ 認知症の理解Ⅱ
- ■ チームマネジメントⅠ
- ■ 介護福祉論Ⅲ
- ■ 家事支援技術
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4年次
生活を支えるチームの一員として課題を発見し解決する能力をつける。
生活を支えるチームの一員として介護を総合的に学びます。地域の人や多職種との関わりから福祉専門職の役割を学びます。教養と専門知識を総合した多面的な観点から福祉社会を構築するための課題を発見し、解決する力を身につけるため、演習科目やゼミナール科目を学修します。
主な科目
- ■ 医療的ケアⅡ
- ■ 介護マネジメント
- ■ 介護総合演習Ⅳ
PICK UP 授業
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アクティビティ・サービスⅠ・Ⅱ
利用者の立場に立って心地よい生活を支援する。
サービス利用者の楽しみ、喜び、生きがいなど日常生活を通して支援を行い、生活の快に基づいて、心身の活性化を図ることを目的としています。利用者の望む生活を踏まえて心地よく生活を送るためにはどのような支援が必要か思考し、具体的な支援の方法を講義・演習を通して学んでいます。
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チームマネジメントⅠ・Ⅱ
介護現場を円滑にするチームづくりを学ぶ。
介護実践をマネジメントするために必要な組織の運営、チームワークの実践、それらに必要なリーダーシップ・フォロワーシップなど、チームマネジメントの基本を学びます。2 年次には、保健・医療・福祉に関する他の職種の専門性や役割・機能、そして多職種との情報共有を演習を通して学びます。