研究・地域連携
脳わかわかくらぶ
役割
超高齢社会の到来によって65歳以上の認知症有病率は16。7%と非常に高くなっていることから、地域レベルにおける認知症予防の支援対策は重要な活動です。しかし、各地域コミュニティでは体力維持を目的とした体操を行っていることが多く、認知機能予防に対する活動を実施しているところは少ないです。「脳わかわかくらぶ」では、白山市・野々市市の地域サロンに本学部1年生を中心とした学生と共に出向き、高齢者の認知機能チェックと認知機能予防体操を実施しています。この活動を継続的に行うことで、地域高齢者の認知症予防の一助になることを期待しています。
主な取組み
ゼミ学生と教員が一緒に地域のサロンに出向き、地域の高齢者に年1回の認知機能評価を行い、その結果を個々の高齢者に伝えています。この認知機能評価を毎年継続することで、経年変化を高齢者本人と共に確認しています。また、地域の高齢者には週1回のサロン活動時に3回連続の日程で認知機能予防運動を学生と共に実施していただき、その運動内容を覚えていただいています。覚えていただいた認知機能予防運動は、各地域サロンで継続して実施していただいています。