医療健康学部
理学療法学科
きめ細やかな支援体制で温かく、想像力のある理学療法士を育成。
担当教員が一人ひとりの学生に責任を持って接する少人数担当制を採用することにより、学生の思いに応じたきめ細やかな支援を実践しています。学生たちは教員との密なコミュニケーションを通じて物事の多様性に気づき、人間的な成長が得られます。また国家試験サポート体制が厚く、理学療法士国家試験合格率が高いのも特徴のひとつです。
学びのポイント
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少人数担当制によるきめ細やかなサポート。
学生一人ひとりの学びを近くで見守るために、1年次から少人数担当制を採用。月に一度教員との面談を実施することで、それぞれの学生の理解や学修深度に合ったサポートをしています。
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理学療法の実践力を磨く地域支援プロジェクト。
金城大学では、近隣の教育機関や自治体の協力のもと、学生と教員が地域の対象者の所に出向き、実際に地域課題に向き合いながら必要な知識や技術を高める地域支援実習を行っています。
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より専門性が深められるリハビリテーション学の大学院も。
全国でも数少ないリハビリテーション学を総合的に学べる大学院を持つ金城大学では、高い研究力を有する教授陣が揃っています。理学療法士を目指すのはもちろん、より高みを目指す学修が可能です。
4年間の学び
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1年次
先輩や教員を手本にしながら理学療法士としての接し方を学ぶ。
解剖学や生理学など、理学療法士としての基礎知識を学びます。充実したプレゼンテーションやディスカッションの時間を通して仲間と意見を交わし、協働学修を構築するとともに主体的に学ぶ姿勢を身につけます。地域支援実習で地域の様々な方と接することで、理学療法士としてのコミュニケーションを経験します。
主な科目
- ■ 解剖学
- ■ 地域支援実習
- ■ 理学療法概論
- ■ 生理学
- ■ 基礎演習Ⅰ・Ⅱ
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2年次
アクティブラーニングによって臨床現場に活きる経験を積む。
基礎的な知識をもとに、理学療法士の専門的な検査測定の技術や知識を学びます。検査・測定実習、運動学実習などの実習を通した学びが増え、実技や実験を学生同士でアクティブラーニングによって学びます。総合臨床実習Ⅰ(通所・訪問)では、学外の施設で実習を行い、理解を深めます。
主な科目
- ■ 検査・測定実習Ⅰ・Ⅱ
- ■ 運動学実習
- ■ 物理療法学
- ■ スポーツリハビリテーション
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3年次
実践的な理学療法の知識を学び実際の現場での実践を体験。
疾患別の理学療法の講義では専門的な疾患に関する理学療法の知識を学ぶとともに、基礎理学療法治療学Ⅱでは頻度の高い理学療法技術の実践が学べます。さらに総合臨床実習Ⅱ(評価)では、長期の学外実習に出て、リアルな理学療法に触れ学ぶことができます。
主な科目
- ■ 理学療法治療学Ⅰ(運動器)
- ■ 総合臨床実習Ⅱ(評価)
- ■ 基礎理学療法治療学Ⅱ
- ■ 卒業研究ゼミⅠ
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4年次
学外実習や国家試験対策など卒業後の進路を見越した学び。
4年間の学びの集大成として総合臨床実習Ⅲでは、長期の学外実習を行い、理学療法の実践力を高めます。また後期からは理学療法士の国家試験合格に向けて教員のサポートのもと一人ひとりの状況に応じた細やかな指導が受けられます。国家試験対策講座も充実しており、40コマ以上の講座を受講することが可能です。
主な科目
- ■ 総合臨床実習Ⅲ
- ■ 総合学習
- ■ 卒業研究ゼミⅡ
- ■ 国家試験対策講座
PICK UP 授業
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スポーツリハビリテーション
スポーツ分野に対する療法が学べる。
本学科ではプロ野球の現場で活躍している現役の理学療法士を講師として招き、実践的な講義を行っています。プロ野球選手が実際に行なっている最新のトレーニングやコンディショニング、また、ケガから競技に復帰するために必要な検査方法や治療方法など、将来に役立つ多くの学びが得られます。
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地域支援実習
実習を通して地域での活躍を早期にイメージ。
学生と教員が地域に出向き、そこで行われる地域支援活動や理学療法を実際に体験する科目です。具体的には子どもの足育活動、高校生の部活動サポート、高齢者の健康増進活動(KINJO健康キャンパス・悠遊健康サークル)などがあります。活動を通して培った体験や知識は臨床の現場でも活かされます。