第8回 「認知症の家族と暮らすために」
《講師》
大学 看護学部 教授 林 稚佳子
《開催日》
7月28日(土)
《概要》
我が国の高齢化及び認知症の現状、老化と認知症の「もの忘れ」の違い、認知症の症状、認知症の方への対応について解説しました。認知症の症状には誰にでも出現する中核症状と個人によって現れ方が異なる周辺症状(BPSD)があります。症状出現の背景には本人なりの理由があるので、原因を探りながら様々な視点からの対応が家族には求められます。認知症の方によくあらわれる症状について、原因と認知症の方の「思い」を知ったうえで、どう対応していったらよいかについても具体的に紹介しました。家族が心に余裕をもってゆっくり付き合うことが大切と伝えました。
《公開講座アンケートより受講者の声》
- 認知症の人がどのように考えるか、理解できた!と思います。対応が少しわかった。
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認知症の対応の仕方が解り、参考になった。
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身近なテーマである「認知症」について、多方面の観点・視点から、又、認知症の人への対応について分かりやすく教えていただき、これからの私にとって、非常に有意義な内容であった。ありがとうございました。