10月の「金城祭」に向けて、
金沢工業大学大学院 大澤・谷田研究室の学生さん主導で「スライム」の教材研究を行いました。
大澤・谷田研究室 学生12名+谷田先生
KINJO特化美術表現 学生35名+教員2名
Part1
- スライムができる原理・酢でとける原理を、中学生に分かるようにレクチャーしていただきました。
- PVA(洗濯糊):水:ホウ砂水溶液の比率を変えながら、触り心地がよく、こどもでも扱いやすい硬さを探りました。
「金城祭・特化美術表現企画」の一つ「スライム」コーナーは11年間続いており、多い時には2日間で約600人がスライムづくりを楽しむ、行列ができるコーナーです。
「スライムコーナーは来年度も絶対にやった方がいい!」と代々の先輩達から申し送りがあり、いまや伝統になりつつありますが、これまで改善を重ねながら引き継いで来た方法が本当にそれでいいのだろうか? もっと、誰が作っても作り易く、触り心地がよく、扱いやすい硬さになる方法、比率はないだろうか? といつも疑いつつ、なかなか本格的に教材研究できないままになっていました。
今回「バイオ・化学」が専門の学生さんたちと教材研究をすることにより、程よい緊張感もあり、計測が正確になり、データがしっかり残り、そもそも作り方がこれまで引き継がれて来た方法とは異なり、伝統に新たな水が注ぎこまれた感があります。
Part2
- 発砲ビーズ入りの「つぶつぶスライム」、シェービングフォーム入りの「ふわふわスライム」を、データをとりながら比率を変えて作ってみました。
Part2からは「オープンキャンパス」参加の高校生も授業に加わりました。
「金城祭」は10月20日(土)、21日(日)です。
どのような「スライム」コーナーになるか、お楽しみに!
「化学」と「美術」のコラボは楽しいです!