第4回 「誤嚥の原因と予防」
《講師》
大学 社会福祉学部 教授 田中 克恵
《開催日》
6月16日(土)
《概要》
身体には食べ物と空気の通り道が一緒になっている部分があるため、人は複雑な発声や発語ができるようになっています。その反面、食べ物が誤って気管に入る「誤嚥(ごえん)」のリスクを抱えています。
今回、水や食べ物を食べて飲み込む「摂食(せっしょく)・嚥下(えんげ)」のしくみを糸口に、誤嚥が生じるメカニズムと原因についてお話しし、誤嚥の予防方法をご紹介しました。
誤嚥を予防するために、まずは口腔ケアや嚥下を良くする体操が効果的であることをお話しし、一緒に体操を体験してみました。その他に、食事をする時の姿勢に気をつけること、食べ物の調理法を工夫することなどを紹介し、やわらかく飲み込みやすい鮭の「ソフト食」を皆さまと一緒に試食しました。
《公開講座アンケートより受講者の声》
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ありがとうございました。大変わかりやすく、良い機会をいただいたように思います。今後の生活に役立ちそうです。
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分かりやすい説明でよく理解出来ました。口腔ケアと嚥下体操を継続します。昼食はテレビを見ながら食べている事が多かった事に気づきましたので今日から止めます。
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ソフト食がここまで良いものになっている事に驚きました。今後に期待がもてます。試食がある事が大変良かったです。
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