日時:3月6日(火)14:30~15:15
講師:ビジネス実務学科 准教授 若月 博延
11月30日から12月1日に行われた私立短大協会学生生活指導担当者研修会について報告を行った。
「講演Ⅰ 防犯と防災に関する危機管理教育」からは、学生へ周知しなければならない多くの情報を得ることができた。ひったくりや痴漢、ストーカー、SNSトラブルなど、学生の身近で起こる出来事を、まずはそのようなトラブルに巻き込まれないための予防対策から始めなければならないとの講演であった。
「講演Ⅱ 障害当事者が語る「学校における合理的配慮とは」」からは、一言でいえば当事者に向き合えば合理的配慮は難しくないというものであった。もちろん障害をあらかじめ考慮して対策を考えることも重要だが、障害は個人個人違うものであるから、障害者と関わったときに良くコミュニケーションをとって意見を聞いてほしいというものであった。
分科会からは、本学としてすでに実施している内容のものも多くあったが、その中でも、防災訓練や火災対策、防犯対策、SNS対策など、何かしらの対策を取らなければならない課題も浮き出てきた。とくに各種対策のためのマニュアル作りが充実している短大もあり、とても示唆的であった。
とりあえず先生方への話題提供はできたと思うので、今後は一つ一つ、本学にとって必要であるかなどを精査し、必要であるものは学生部だけでなく関係部署とも連携しながら対応を考えていきたい。