日 時:10月24日(火)15:00~16:30
講 師:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
まなび事業本部 教育機関広報統括部 営業三部 部長 照井 健太郎 氏
第8回FD・SD研修会は、外部講師として株式会社リクルートマーケティングパートナーズより、まなび事業本部 教育機関広報統括部 営業三部の照井健太郎氏をむかえ、平成32年度にむかえる「高大接続改革」の最新動向についての講演で、直前に行われた第7回FD・SD研修会の内容にもあった新しい大学入学者選抜改革の基となる高大接続改革について、その背景から現在の各大学の取り組みまで詳しい説明がありました。
改革背景の話では、AI(人工知能)が人類の知能を超える技術的特異点(シンギュラリティポイント)が近い将来に訪れる時代に必要とされる人材を育てる新しい教育の改革が必要だという、今回接続改革の根の部分からの説明があり、最近の動向では、実際に現在各大学で取り組んでいる新しい入試のあり方の事例をいくつか交えて話され、本学と同じ県にある北陸大学が既に行っているグループワークやアクティビティで評価を行う「21世紀型AO入試」の紹介もあり、本学の入試改革を考える上で参考になる事例も多く参考になりました。
本学教職員からも、高大接続改革について詳しい内容を知ることができ大変勉強になったという感想とともに、短大のAOや推薦入試がどのように変化していくのか質問がいくつかあがりました。短期大学全体としては、まだこの入試改革に関して大きな動きを見せている短大の事例はないとのことでありましたが、今後に短期大学全体で新しい動きがあるようなら、また今回のような研修を求む要望もあがり、非常に有益な研修会となりました。