日 時：10月24日（火）14：20～14：55
講 師：ビジネス実務学科 准教授 廣瀬 元
第7回FD・SD研修会は、平成29年9月に共立女子大学で実施された私立短大協会主催「平成29年度第17回入試広報担当者研修会」について報告した。
はじめに、文部科学省高等教育局の山田泰造大学入試室室長による講演「大学入学者改革の取り組み等について」より、平成32年度入試より始まる大学入学者選抜改革により短期大学が今後対応していかければいけない入試の変更点について説明した。
つづいて、山口短期大学の麻生隆史理事長・学長による講演「私立短期大学を取り巻く環境、中央教育審議会・有職者会議等の動向」より、これからできる専門職大学・専門職短期大学の制度及び教育内容については、より実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関とすることから、二年制・三年制の専門職大学・専門職短期大学においては短期大学士相当の学位を授与されるなど、今後の短期大学の学生募集において脅威になる点がある。
最後に、戸板女子短期大学の金井裕太入試・広報部長による事例発表「戸板女子広報の考え方〜広報ツール・オープンキャンパス編〜」があり、この5年間で入学者数を5倍に伸ばした戸板女子短期大学では、広報戦略においてオープンキャンパスでの学生リーダーの活用に大きな成果をあげていた。これを参考にしながら、本学で開催されるオープンキャンパスにも学生リーダーを活用する等検討していかなくてはならない。
今回の研修会では、今後の学生募集活動や入試のあり方など重要な事項が含まれていたので、こらからもFD参加者と情報を共有し、ディスカッションを加えながら理解を深め、さらに充実した内容の研修会にしていきたい。
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