第22回 「高齢者看護の視点から-認知症予防最前線-」
《講師》
大学 看護学部 教授 高山 成子
《開催日》
8月19日(土)
《概要》
認知症予防については様々な対策が言われています。今回は、高齢者看護の立場から、すなわち医学的知識に基づいた認知症予防対策について話しました。できるだけ最新の報告を紹介しながら、第一に、加齢と共に増加する身体的変化(免疫機能低下、薬物排泄力低下)への対応、次に、アミロイドβタンパク(認知症の原因物質)蓄積予防のための質の良い睡眠、さらに、失われていく神経細胞でなく毎日5000~10000個新生している新生神経細胞の保持のための難しい課題への取り組みなどについて講義を行いました。
《公開講座アンケートより受講者の声》
- とても興味深いお話でした。睡眠が大事!とよく耳にしますがなぜ大事なのかを今日はじめて理解できました。
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睡眠、薬、生活、食事を見直してみたい。本日の講義内容を参考に少し難しいことにもチャレンジして行きたいです。
- 毎日の食事の大切さと運動の大切さ、頭の体操も忘れず努力する事が大切である事を学びました。