日時：6月20日（火）14：30～15：35
講師：ビジネス実務学科 准教授 廣瀬 元
第2回FD・SD研修会は「選択と集中」と題して前回に引き続き、「短大フォーラム～蕾～」より戸板女子短大、京都光華女子短大の主に入試広報活動についての取組事例報告と、私達の身近なところからできる「選択と集中」についてグループディスカッションが行われた。
事例報告では、定員割れをおこしていた戸板女子短大が、それまで行っていた新聞やテレビCMなどにかけていた広報費を大幅に削減し、「高校生ファースト」を掲げてWEBでの広報活動を強化した結果、2年で定員を大きく上回る学生を集めることに成功した事例などが紹介された。
その後それぞれの身近な仕事において、「選択と集中」できることについてグループディスカッションを行った。研修は予定を延長して活発な意見交換がされた。グループ毎の発表では大きく以下3点の意見があった。①施設面（特に学生が集える場所・食堂やカフェスペースの設置）②広報活動（戸板女子短大を参考に費用の大きな新聞、TVCMを減らしてはどうか）③業務のスリム化
研修後のアンケートから、多くの教職員が共通した問題意識をもっている一方、部署や学科によって異なる事情を抱えていることもわかった。またこれらを実現するために、誰が具体的なイニシアチブをとるのか、いつまでに決断をするのかといった課題もみえた。
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