第9回 「自分らしい最期を迎えるための準備について 考えてみましょう ~延命治療って何? 」
《講師》
大学 看護学部 教授 彦 聖美
《開催日》
平成29年6月24日(土)
《概要》
皆さんの「延命治療」のイメージとはどんなものでしょうか?救急車で運ばれて、心電図モニターの警報が鳴り響く中、心臓マッサージをする、口を開けさせ気管に管を通して人工呼吸器を装着する。また、食べれなくなり、鼻から胃へ管を通して栄養剤を注入する、などでしょうか。
そもそも、「延命治療」について日本にも国際的にも、明確な定義はありません。その中で私たちは、さまざまな治療の選択を迫られます。そこで今回、一般的に「延命治療」と呼ばれている治療を紹介し、延命治療に関する決断に備えるためのポイントについてお話しました。
《公開講座アンケートより受講者の声》
- 経験された事例を入れながらのお話はわかりやすく説得力がありとても良かった。
- 現実問題として考える機会になりました。自分の意志を家族とも話し合い、自分の考えを伝えてゆく準備をしたいと思います。本当に良い勉強時間になりました。
- どのような死にかたをすればよいか。考える機会を与えてくださって参考になりました。