ビジネス実務学科2年生「藺森ゼミ」は、メンバー12人のうち3人が中国出身、国際交流をテーマに取り組んでいるゼミです。
5月16日(火)、留学生別科の留学生3人を招待し、たこ焼きパーティーを開催しました。
留学生別科は、金城大学または金城大学短期大学部へ入学する前に、授業や学生生活に必要な日本語を修得する1年課程の学科です。現在は中国人2人、ベトナム人1人が在籍し、日本に来てようやく2カ月、日本語がまだ十分に話せません。「へたな日本語を笑われるのではないか」「通じなかったらどうしよう」と、日本人と話すことを怖いと感じることもあるようです。それでも、勇敢な彼女たちは、積極的に日本人学生と一緒に「たこ焼き」に挑みました。
竹串を手に、日本人学生も留学生も「たこ焼き」をクルクル丸くすることに夢中。
まずは、イカゲソ揚げ、枝豆チーズ、ウインナー。
ホットケーキもクルクル!中には熱々のチョコレート、たっぷりのホイップクリームをつけていただきます。
おいしくほおばり、皆が笑顔になりました。
国が違い、言葉も文化も違うけど、「たこ焼き」が共通語になり、共通の経験になり、お互いに一歩近づくことができました。
留学生の、「日本語がわからない」不安な気持ち、「へたな日本語を笑われているような」怖い気持ちを理解して、不安や怖さを乗り越えられるような経験を共にできるよう、ゼミ生一丸となって学内国際理解、国際交流に取り組んでいきたいです。