白山市、認定NPO法人おやこの広場あさがお、金城大学短期大学部との連携事業「世代間交流」が始まりました。 学外の様々な年代の地域住民(子ども、その保護者、白山麓中宮地区のおじいちゃん・おばあちゃん…など)と関わることによるコミュニケーション力の構築、子育てや地域の課題を知ること、地域の伝統文化に触れそれを継承する力を持つこと…などが幼児教育学科のねらいです。 |
- 日時:5月13日(土)9:45~14:00
- 場所:吉野谷セミナーハウス
- 参加家族:14組(子ども:1~3歳を中心に10歳まで 24名)
- 学生:幼児教育学科1年生10名
- 中宮のおじいちゃん、おばあちゃん:6,7名
この日に向けて1年生有志が研修と準備を重ねてきました。(2年生は補講のため1年生が頑張ったのです。)当日はあいにくの雨でしたが午後からの天候回復を願い、午前と午後の予定を急きょ入れ替えました。
絵本の準備をし、「おやこの広場あさがお」のスタッフの方々と打ち合わせをしています。
大きな傘を持ってお出迎え
中には4名のお子さんと参加されたご家族もいらっしゃいます。
担当のご家族とご挨拶・談笑のあと、自然な流れで絵本の読み聞かせになりました。選んでいった絵本、気に入ってもらえたようです。
お絵かきコーナー
ママの絵を描いた子どももいます。早速プレゼント!
折り紙コーナー
お父さんが楽しそうです。
一方で、スーパーのレジ袋に新聞紙を詰めてこんな遊びも…
学生も家族と一緒に昼食
おばあちゃん達が前日から作ってくださった山菜料理を味わいました。
午後は雨があがり、おじいちゃん達を先導に「山菜取り」に出かけました。
何度も打ち合わせをし、この活動の目的が明確であったこと、学生一人ひとりが自分の「引き出し」にいろいろなものを入れて準備していったことが功を奏し、形が変わっても柔軟に対応することができました。
保護者の皆さんが温かく受け入れてくださったことを学生はとてもありがたく感じ、初めは戸惑っていた子ども・学生の双方が少し勇気を出し自然な形で関係をつくりだしていく姿は感動的でした。保育の知識・技術をほとんど持っていない、しかし、とにかく一生懸命な1年生の良さが行事を成功させました。
たくさんの山菜料理を前日から準備してくださった山のおじいちゃん、おばあちゃんの心(地域の心)にも触れ、幸せな一日でした。
8月、11月、1月にも活動を行う予定です。