日時：平成28年1１月29日（火）14：45～15：20
講師：幼児教育学科 講師 村上 知子
平成28年度第7回FDSD研修会として、静岡県浜松市で10月25日（火）～27日（木）に行なわれました私立短大協会教務担当者研修会の報告を行いました。
まず、研修会では教務関係調査の報告や行政説明があり、短期大学の沿革や置かれている現状、今後の方策等について把握することができました。
また、平成28年4月に障害者差別解消法の施行に伴い、発達障害のある学生の支援に関して、実際の支援事例を通して、「大学における合理的配慮の考え方」「支援体制の整備」「具体的支援のあり方」についての講演がありました。
さらに、平成29年4月に三つのポリシーを一貫性あるものとして策定し、公表することが求められているため、中央教育審議会大学分科会大学教育部会が作成した「三つのポリシーの策定及び運用に関するガイドライン」を基に、各短期大学において今一度、自学の教育理念を踏まえ、一貫性のあるものとするための注意点やポイントについての説明と、長崎短期大学における三つのポリシー策定の工程と進捗についての報告があり、三ポリシーに基づく大学教育改革の実現の意義について学ぶことができました。
私立短大協会教務担当者研修会では、分科会も行われました。私が参加したグループでは「教職協働」をテーマに、教務事務における各短期大学の取り組みや今後の課題、そして、教員と事務職員が協働することの意義について熱心に討議しました。
本学でも、教員と事務職員が協働し、よりよい教育を目指していきたいと思います。
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