日時:平成28年9月7日(水)10:00~12:00場所:A108教室
講師:仁愛大学 名誉教授 西村重稀 氏
第3回幼児教育学科FD研修会として、仁愛大学名誉教授の西村重稀氏に「今後の保育者養成校のあり方」のテーマでご講演いただきました。
まず、保育士養成校数、保育士資格取得者数など、全国規模の統計に関する解説があり、少子化の中でも、これらの数字が増加し続けている状況を確認しました。
続いて、保育関連の法律全般について解説がありました。特に、近年、急速に設置が進む幼保連携型認定こども園と、保育所保育指針などの改定予定について詳しく教えていただきました。
これらの内容を踏まえ、西村先生は「現在の養成校には、時代と保育の変化に対する、人間性、社会性、専門性を持った質の高い保育士の養成が求められている」と述べ、講演を締めくくられました。
さらに、講演終了後には参加した教員との質疑もあり、充実した研修となりました。
今回の研修会では、保育者養成の現状や保育関連の法律について改めて学ぶ時間を持つことができました。今回の研修で得た知見を、カリキュラムの再設計から授業展開まで幅広く活かしていきたいと思います。