幼児教育学科の1年生が学ぶ初年次教育科目KINJOベーシック(基礎教養・学びの発見Ⅰ)では、保育者になるための基礎づくりとして様々な角度から学びをとらえています。今回は、白山市の『菜の花助産院』の植田幸代さんにお越しいただき、お話を伺いました。
まず、「保育士さんのタマゴのみなさんに」ということで、健康な体と心の大切さについて、ホルモンのバランスのお話や、体と心の仕組みについてお聞きしました。「人のことを考えてする仕事の人は、自分も元気じゃないと助けてあげられないよ」と、自分の体をコントロールする方法(冷えに注意、ポジティブに、ストレス解消、呼吸法など)についても教えていただきました。
そして、「子育て支援は親支援」ということについても、「子育て支援の在り方」や「母に寄り添う」とはどんなことか?と、考えるきっかけをいただきました。 1年生からは、「心臓の音とか、生まれる時の声、聞いてびっくりした」「いっぱい考えた」「いのち、すごい」という声が聞かれ、また、真剣に感想を書きこむ姿がみられました。 命の大切さ、生命の不思議、今ここに生きていることの貴重さを感じた講演でした。植田さん、ありがとうございました。