第1回 「ケアとは何かを考える」
《講師》
大学 社会福祉学部 教授 黒田 しづえ
《開催日》
平成28年5月14日(土)
《概要》
フローレンス・ナイチンゲールの誕生日が5月12日です。そこで、この日に最も近い5月14日に参加者の皆様と共にケアについて考えてみたいと思いました。
講座では、19世紀後半の社会状況をイメージすると共に、言葉の持つニュアンスについても話しました。その後、2011年に映画化された「病気は回復過程 である」を観賞し日々の生活の中にあるケアへのヒントを話しました。
ここでの「ケア」とは、人が人に行う行為であり、それぞれの行為には配慮や気配りのあ り方が大切であることを学ぶ機会のひとつになったかと期待しています。
《公開講座アンケートより受講者の声》
- 看護師だった頃を思い出し、未熟さを恥じています。ありがとうございました。今後の介護に活かします。
- ナースの意味など初めて知り得えました。「看護覚え書」を読んでみたいと思いました。
- 福祉の仕事をしています。今回はその原点を知ることができてよかったです。利用者にとってのこまやかな配慮に心がけていかねばと思いました。高度なことではないのですね。