2016年5月13日(金)、恒例の体育祭が開催されました。当日の朝は雲ひとつなく晴れわたり、絶好の体育祭日和。日中は最高気温25度の夏日となり、「脱水に気を付けて、こまめに水分補給を」とのアナウンスが流れる場面もありました。初夏を思わせる陽気の中、学生たちは各競技に奮闘。真剣勝負あり、和気あいあいとした応援合戦ありと、活気に満ちた体育祭となりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■開会式
各クラスお揃いの衣装やアクセサリーを身に着けた学生たちが陸上競技場に集合。学友会会長・上嶋さんの開会宣言、体をほぐすラジオ体操の後、百海先 生より挨拶と諸注意がありました。「クラスみんなで団結して頑張ろう!」との言葉に、学生たちは声を揃えて「はい!」と元気な返事。やる気十分で、いよい よ競技スタートです。
【競技スケジュール】 9:50~ A群種目(午前の部) ◎日光アリーナ バスケットボール、バレーボール ◎陸上競技場 ドッヂボール、ポートボール、フットサル ◎野球場 ソフトボール 14:00~ B群種目(午後の部) ◎陸上競技場 綱引き、チームジャンプ、リレー |
|
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■バレーボール
日光アリーナを舞台に、18チームが熱戦を繰り広げたバレーボール。1チーム6名、試合時間は1回戦から準々決勝までは7分、準決勝と決勝は10分の15点1セットマッチで行われました。
どの試合も、鋭いサーブや狙いすましたアタック、スライディングレシーブなどナイスプレーが続出し、そのたびに大きな拍手が沸き起こります。トーナメントが進むごとに試合内容もハイレベルとなり、他競技のクラスメイトたちも応援に駆けつけて大声援に。円陣を組んでスタートした決勝戦では、一進一退の白熱した試合にギャラリーも大興奮!手に汗握る試合が終了した後は両チーム笑顔で握手し、健闘をたたえ合う爽やかな場面も見られました。
【試合結果】
優勝 幼児教育2C
準優勝 幼児教育1B
3位 ビジネス2A
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■バスケットボール
日光アリーナで行われたバスケットボールの試合には、17チームが出場しました。1チーム5名で、試合時間は1回戦から準々決勝までは7分、準決勝と決勝は8分。
試合開始当初から、スピード感あふれるゲーム展開が続きます。巧みなドリブル、リバウンドからの速攻、果敢に狙う3ポイントシュートなど見せ場が続々。トーナメントが進むごとに熱気も高まり、ワンプレーごとにアリーナが震えんばかりの歓声が響きます。両チーム気合を入れて臨んだ決勝戦は、中盤まで両者一歩も譲らず、息もつかせぬゲーム展開に。勝負が決まった瞬間、クラスメイトたちが大喜びでコートになだれこみ、抱き合って優勝を喜びました。
【試合結果】
優勝 幼児教育2C
準優勝 幼児教育1B
3位 幼児教育1C
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ドッヂボール
陸上競技場にて18チームがA・Bの2コートに分かれて行いました。1チーム10名で試合時間は5分1セット、試合開始時に外野に1名配置します。
各試合とも、真剣な表情の選手たちが速球を放ち、コートの中を往復するボールに目が離せません。外野と連携した巧みな挟み打ちにガッツポーズ。仲間に当たったボールをラインぎりぎりでキャッチするファンプレーや、倒れ込みながらの体を張ったボールキャッチに、ギャラリーからどよめきの声が上がります。クラスメイトたちの声を合わせた応援もあり、どの試合も白熱した戦いが続きました。
【試合結果】
優勝 幼児教育2A
準優勝 ビジネス2C
3位 幼児教育1B、幼児教育2B
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ポートボール
陸上競技場で行われたポートボールの試合には18チームが出場。A・Bコートに分かれ、試合時間は準決勝までは6分、決勝は8分で行われました。各チームのメンバーはゴールマン1名、ガードマン1名、プレイヤー5名の計7名。ドリブルとパスでボールを運び、味方のゴールマンにパスできれば得点となります。
全体の動きを見ながらパスを回したり、仲間と意思疎通を図ったりと、チームワークの良さがモノを言います。台に立つボールマンにボールを渡すまいとするガードマンとの攻防も見もの。決勝戦のハーフタイムでは「優勝して焼肉食べるぞ~!」の掛け声に一段と気合が入る場面もあり、ギャラリーの笑いを誘っていました。
【試合結果】
優勝 幼児教育2A
準優勝 ビジネス2A
3位 幼児教育2C、幼児教育1C
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■フットサル
陸上競技場で行われたフットサルには男子学生が出場。6チームのリーグ戦で、勝ち点方式で順位を決定します。1チーム5名で、試合時間は前半5分・後半5分の計10分。
さすが男子学生、コートを駆け抜ける鮮やかなドリブルや、激しくボールを奪い合うシーンなど、力強さと迫力が違います。シュートが放たれるたび歓声が上がり、キーパーのナイスセーブに拍手が送られます。トーナメントからリーグ戦に変更となったことで各チームとも多くの試合数をこなすことになりましたが、試合が進んでも選手は疲れ知らず。最後まで全力のプレイが繰り広げられました。
【試合結果】
優勝 美術A
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ソフトボール
フットサルと重複出場する選手が多いため、フットサル試合終了後、野球場にてプレイボール。幼児教育・美術・ビジネスの3チームでリーグ戦を行いました。イニングは5回。
試合はのんびりとした雰囲気でスタート。空振りにも「いいよ~!思い切って振っていこう!」と温かい声援が飛び、みんな笑顔で楽しそうにゲームは進みます。時に甲高い金属音とともに3塁打やホームランが飛び出すと、ベンチは総立ちに。各チームそれぞれ2試合ずつ戦い、幼児教育チームが優勝をつかみ取りました。
【試合結果】
優勝 幼児教育
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■綱引き
午後は陸上競技場での綱引きから競技スタート。9チームが参加し、各チーム24人が頂点目指して競い合いました。
それぞれのチームは大きな円陣を組み、気合十分!ピストルの合図で綱を引き合い、みんな歯を食いしばって踏ん張ります。なかには、はやる気持ちからか「用意」の合図のホイッスルで綱を引いてしまい、その後脱力した瞬間に相手に綱を持っていかれたチームも。応援の掛け声も「わっしょい!」や「オーエス!」などチームごとに個性豊か。先生方も声を涸らして声援を送ります。
綱を握る手にひときわ力がこもる決勝戦は、みんな真剣そのもの。勝った瞬間、抱き合ったり、ハイタッチしたりして喜びを爆発させました。
【試合結果】
優勝 幼児教育1D・2D
準優勝 幼児教育1A・2A
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■チームジャンプ(大縄跳び)
制限時間2分の間に、最高何回飛べるかを競うチームジャンプ。各チーム12名で18チームが出場し、6チームごと3セットが行われました。
まずは、本番前に設けられた1分間の練習時間で肩慣らし。掛け声とともに息の合ったジャンプをすることはもちろん、縄を回す人のテクニックも必要となります。ジャンプのタイミングが合わず苦戦するチーム、順調に回数を伸ばすチームと、それぞれが大きな声援の中で奮闘します。1セット目でいきなり幼児教育1Aチームが51回の記録をたたき出すと、どよめきの声が。その後も40回以上跳ぶチームが現れたものの記録更新ならず。幼児教育1Aチームが首位を守りました。
【試合結果】
優勝 幼児教育1A(51回)
準優勝 幼児教育2D(43回)
3位 美術2A、幼児教育2A(40回)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■リレー(男子/女子)
体育祭の最後を飾るリレー。男子は学科選抜の4チーム、女子は各クラス4名で17チームが出場。女子の部は予選を行い、上位6チームが決勝で争いました。
予選を勝ち抜いた強豪チームが競う女子の部決勝。一生懸命にバトンをつなぐ選手たち、選手に伴走しながら声援を送ったり、ゴール前で選手の名前を叫ぶクラスメイトたち。会場が一体となります。ゴール後は、順位に関係なく選手を抱きしめてたたえる仲間の姿が印象的でした。
男子の部は、学科から選抜された精鋭がバトンをつなぎます。女子学生の黄色い声援が響き、実力以上の力を発揮できた選手も?!ゴールテープを切ったトップ選手のあまりの速さに、ギャラリーから「スゴイ!」「速っ!」と驚きの声が漏れました。
【試合結果】
男子の部優勝 美術A
女子の部優勝 幼児教育2A
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■閉会式
天候に恵まれ、無事全ての競技が終了。陸上競技場にて閉会式が行われました。学友会会長の上嶋さんから各競技の結果や総合成績が発表されると、あちこちで歓声や拍手が起こり、他チームから「おめでとう!」の声も。体育祭を盛り上げてくれた特別賞として、飛び賞やブービー賞、ブービーメーカー賞も発表され、該当チームから笑い声が。各チームには表彰状と景品が贈呈されました。最後に加藤先生から、アイドルグループ欅坂46のヒット曲になぞらえて「今日の活気いっぱいの皆さんの姿に感動しました!皆さんは決してサイレントマジョリティにはならない。安心しました!この調子で明日からまた頑張ろう!」との講評がありました。
お互いに健闘をたたえあい、笑顔にあふれ、達成感に満ちた一日。暑い中、皆さんよく頑張りました!
【総合成績】
優勝 幼児教育2A
準優勝 幼児教育2C
3位 幼児教育1B