平成27年度 第3回FD・SD研修会報告
(大学・短大・高校FD・SD研修会)

2015.11.02 共通

日時:平成27年8月26日(水)
講師:金沢大学 大学教育開発・支援センター
   教育支援システム研究部門 准教授 杉森 公一 先生

 「平成27年度 第3回FD・SD研修会報告(大学・短大・高校FD・SD研修会)」として、金沢大学大学教育開発・支援センター教育支援システム研究部門准教授の杉森公一先生に「高校・短大・大学を、つなぎ、結ぶ、学生と教師のアクティブラーニング」と題してご講演いただきました。

 まず、杉森先生は「いま、教育機関に求められること」と題して、高等教育と高大連携の現状について詳しく紹介されました。そして、アクティブラーニングの概要と必要性について説明され、学生の能動的な学習姿勢を作り出す重要性を強調されました。続いて、参加者が自らの授業を振り返り、アクティブラーニングの導入について検討する時間を持った後、既にアクティブラーニングを導入した授業を展開している学内の教員が事例報告を行い、杉森先生の進行の下で質疑応答を行いました。最後に参加者の小グループごとで今後の授業展開について意見を交換しました。

 今回の講演を拝聴し感じたことは、アクティブラーニングに代表される授業改善の重要性です。 少子化に伴って大学全入時代と言われる状況となり、基礎学力や学習意欲に問題を抱える学生が増加する現在、学習効果を高めるために、高校・大学は授業改革に積極的に取り組まなければならないと感じました。
 
 本学では今回の講演を参考にし、授業の進め方について更に改善を進めてまいります。

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