文部科学省選定事業
「産業界ニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」
美術学科の取組
美術学科では「産業界ニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」最終年度ということで、白山ロータリークラブ様からの要請を受け、11月1日（土）〜4日（火）JR松任駅改札出口付近にて「加賀の千代女（かがのちよじょ）」をテーマにした『金城アートショップ〜加賀の千代女〜』を期間限定で開店いたしました。
美術学科4コースの2年生42名で加賀の千代女についての取材を行い、3回の全体会議を経て商品の企画から制作、ショップ運営に至るまで、全てを学生主導で行いました。
初日は白山ロータリークラブ様によるセレモニーが開催され、白山ロータリークラブ会長様にご挨拶を頂き、美術学科代表2名が謝辞を述べるなど、クリエイティブを通した地域貢献への意志を新たにしました。
アートショップでは、今の時代にあった加賀の千代女を若々しい感性で表現し、Tシャツやキーホルダー、手ぬぐい、栞、アクセサリー、ステッカー、漫画本など各コースの特色を活かした魅力的な商品が店先を彩り、駅を利用するお客さんや足を運んでくださった方々の目を引きました。
また、キャラクターやラッピングバス、商品の企画等の提案も展示し、来店のお客さまに「これは売ってないの？」「企画を持ち込んでみては？」などご意見を頂き、地域の方の関心度の高さを感じました。また、今後どのように地方コンテンツを展開していくべきか参考になりました。
ものづくりの部分だけではなく自分たちで運営することで、自分たちが作った商品を手に取って貰うための工夫を行ったり、対面でのコミュニケーションを通じ商品を購入して頂けた時の喜びを感じるなど有意義な経験になりました。
また、もっとこうすれば良かったといった反省点も見え、社会で活かせる良い機会になったのではと思います。
これを期に、可能な限りこのような活動を今後も継続し、美術でどのように社会に貢献して行けるかを実践で感じられる、リアリティのある教育を目指して行きたいと考えます。
寒い中、金城アートショップに足をお運び頂いた皆さま本当にありがとうございました。
［金城アートショップ〜加賀千代女〜］
開店日：11月1日（土）〜4日（火）13：00〜18：00
場 所：JR松任駅改札出口付近
内 容：「加賀の千代女」をテーマにした商品の販売、
及び企画提案や絵画の展示