「2025年度ビジネス実務学科新入生合宿研修」を行いました

2025.04.14 ビジネス実務学科

 

4月4日(金)・5日(土)に石川県立白山青年の家にて、ビジネス実務学科の「新入生合宿研修」を実施しました。昨年度に引き続き、開催場所は短大の地元白山市。市内とはいえ、短大から見える景色とはまた一味違う山の入り口「鶴来の街」で、より濃密な研修を行うことができました。自ら立候補してトレーニングしてきた2年生リーダーたちも大いに活躍してくれました。

この2日間のテーマは、①キャンパスマナーとコミュニケーション、②友だちネットワーキング(クラス内外、上級生との交流)、③チームワーク(チームで働く力の向上)です。2年生リーダーが主体的に運営して、ビジネス実務学科の文化を後輩へ継承していきます。

 

まずは、「マナー研修Ⅰ」として、挨拶指導、キャンパスマナー、ビジネスマナーを学んでいきます。2年生が一年間学んできたマナーを実演し、新入生たちに手本を見せながら実践していきます。

 

昼食をはさんで、午後からはクラス別に分かれグループワーク「総当たりインタビュー」を行いました。毎年盛り上がるワークです。このワークは、インタビューする側とされる側でペアを作り、テーマに沿ったインタビューを行うというものです。時間が来たらする側とされる側の役割をチェンジするというものです。今年は多くのテーマで2時間の「総当たりインタビュー」を行ったので、クラスのほとんどの学生と話すことができました。

 

続いて「マナー研修Ⅱ」として、飲酒、喫煙、SNSの使い方についての研修を行いました。18歳の短大生として最低限知っておかなければいけない各種マナーや危険性などについて改めて確認してもらいました。

 

1日目最後は、「レクリエーション研修」です。この研修では6つのレクリエーションを行いますが、共通のテーマとして「同じ仲間を探す」というものがあります。

入学式から数日しか経っていないので、ほとんどの学生は緊張感が取れていない状態で参加しますが、このレクリエーション研修を通して、言葉だけではなく身体を使って密なコミュニケーションを取ることによって古くからの親友であるように変わっていきます。

 

 

2日目は「ウォークラリー」から開始。天候には恵まれましたが、鶴来の春はもう少し先だったのか、街はまだ桜色に染まりきっておらず、一週間季節は早かったようです。それでも新たに仲間となったものたちと歩くウォークラリーはとても盛り上がり、前日からの寝不足はどこへやら…。元気に街を歩く様子を見せてくれました。

 

学校に帰ってきたら大学生の社会人基礎力を測定するためのPROGテストを受験して研修は終了しました。入学式、新入生ガイダンスが終わったと思ったらいきなりの新入生合宿。まだまだ緊張感漂う中でしたが、様々な研修を通して新しい仲間を見つけて、大分緊張がほぐれたんではないでしょうか。

また、2年生リーダーは、この研修のために2月にビジネス実務学科リーダー研修会に参加し、リーダーとはどういう存在なのか、どのようにすればコミュニケーションをうまく取れるのか、新入生を不安にさせないためにはどうしたらよいかの研修を受けてきました。準備期間は少なかったものの、新入生を迎えるにあたって自分たちで企画を考え、トレーニングをして参加してくれました。この2日間の活躍は、新入生が憧れる「リーダー」の姿が見せられたと思います。

これからの2年間、充実した学生生活を過ごしてもらいたいと思います。