ビジネス実務学科では、就職2年目となった卒業生4名を招き、1年生約110名を対象としたキャリアガイダンスを10月31日に実施しました。
今回の座談会では、卒業して間もない先輩たちが、現在の仕事について学生時代の就職活動も振り返りつつ、1年生に向けて話してくれました。ブライダル、建設業、IT関係、地域ブランディングなど、様々な業界で活躍する先輩方から、仕事内容、やりがい、苦労話、そして将来の展望について率直な話が聞けました。
特に、自分の就職した先で生き生きと働く先輩方のリアルな体験談は、1年生にとって大きな刺激となったようです。やりがいについての話では、1年生からは共感の声が聞かれ、進路選びに一層気合が入ったようでした。また、億単位のお金を管理したり、外国の方に対応したりする際の苦労話から、社会人の厳しさも感じ取ったようです。
座談会後のアンケートでは、「就職活動に向けて、情報を集めて視野を広げていきたい」、「就職活動やその後の社会人生活に向けて、今のうちから勉強していきたい」などの声が多数寄せられました。先輩方が学生時代を振り返って話してくれた内容が、1年生のやる気に強く影響を与えたようです。
今回の座談会は、1年生にとって、漠然とした将来への不安を具体的な目標へと整理し、その目標に向かって進んでいくための大きな第一歩となりました。
【今後の展望】
今回の座談会を含め、就職支援室では、企業人講話や模擬企業ガイダンスなど、より実践的な就職支援プログラムを展開していく予定です。学生一人ひとりが、自分の強みや興味関心に合った仕事を見つけられるよう、今後も様々な支援を行っていきます。