保育教材演習「パネルシアター制作&発表」 ~夏の振り返り③

2024.10.03 幼児教育学科

 幼児教育学科1年生は8月5日から7日までの3日間、保育教材演習で「パネルシアター」を作りました。「パネルシアター」とは、パネル布(毛ばだちの良い布)を貼ったボードに、Pペーパーという不織布で作った絵人形を貼ったり、外したり、裏返したり、ボードのあちらこちらへ動かしながら演じる児童文化材です。1973年に児童文化研究科の古宇田亮順氏によって創案され、石川県では金城短大の吉田先生によって広められました。

 前半の3日間は、絵人形の下絵を描いたり、色を塗ったり、また、パネル板も自分たちで作りました。図書館にたくさんある参考資料の中から、作りたい作品を選び制作に励みました。ポスターカラーで丁寧に色付けされた作品は、同じお話でも一人ひとり違って味があり、手作りの良さが感じられる作品となりました。

  

 各自作品を仕上げ、演じる練習をして迎えた後半の8月22日、23日、6つのグループに分かれ、一人ずつ発表していきました。始めは緊張していた様子でしたが、一緒に歌をうたったり、お話に大笑いしたり、温かな雰囲気の発表会になりました。

お互いの作品を見て、「すごい!」「こんな作品もあるの?」「私も作りたい!」という声が聞かれました。

  

今後、保育実習はもちろん、実際の保育現場で演じられる機会があることを楽しみにしています。


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