新緑の季節の1年生美術鑑賞授業

2024.05.24 美術学科

5月23日午前中は、晴天に恵まれました。

この日は、美術学科1年生65名全員が、美術鑑賞授業として3つの美術館を訪ねました。

 

学校は、9時過ぎにバス3台に分乗して出発しました。

はじめに訪れた場所は、学校から白峰に向かい山沿いにある本学の美術館、金城学園白山美術館です。

現在開催中の本学美術学科卒業制作展選抜展を鑑賞しました。

 

 

 

 

 

 

これから自分の専攻するコースを決める1年生にとって、それぞれのコースの先輩たちの作品は、自身の進む道を見つける良い刺激になったようです。

 

遠足のようにみんな楽しそうにしています。

次に訪れたのは、松任駅横に建つ松任中川一政記念美術館です。

中川一政の画業を紹介したこの美術館は、中川一政の父が金沢、母が松任(白山市)出身であることから縁があり、この地に建てられました。

館内には、中川一政の画業を代表する油彩や書、篆刻などが展示されていて、一人の芸術家が生涯をかけて取り組んだ足跡を作品を通して観ることができました。

 

中川一政記念美術館の横には松任ふるさと館(旧吉田低)があり、こちらも訪ねました。

 

 

 

館内は、旧吉田邸の設えを残し、大きな囲炉裏がある大広間には太い大木の柱が使われ、屋外には立派な日本庭園が広がっています。最近では、コスプレイヤーの方の撮影会にも使われることがある場所で、趣がある空間に学生達も楽しんでいました。

 

中川一政記念美術館の横にはSLが置かれていて、運転席に自由に入ることができ、貴重な体験ができ、学生達も楽しんで写真を撮っていました。

 

最後に訪れたのは、松任駅近くにある美術文化施設「市民工房うるわし」で開催中の第80回現代美術展白山展です。
この展覧会は、今年4月に金沢21世紀美術館と石川県立美術館で開催された本展の巡回展で、洋画・日本画・彫刻・工芸・書・写真の6部門の主要作品と受賞作および白山市在住作家の作品、そして金城大学短大部教員作品が巡回しています。

みんなで連れだって出掛けた課外授業は、新緑の爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込みながら美術を堪能して気分転換になった1日となり、学生達のすてきな笑顔がはじけていました。


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