看護師がおこなうスキンケアとキズ (創傷)ケア
≪講師≫
大学 看護学部 教授 北山 幸枝
≪開催日≫
2023年10月14日(土)
≪概要≫
人の臓器で最大の表面積といわれる皮膚は、常に外界にさらされて体内の環境を守るバリア機能を担っています。本講座では、その皮膚やキズ(創傷)に対して看護師がおこなっているケアの考えかたについてお話します。
≪当日の様子≫
皮膚の働きやキズ(創傷)に対して看護師が行なっているスキンケアについてお話しいただきました。
一般の方が思うスキンケア(美容的なスキンケア)ではなく、医学的なスキンケアとしてキズが出来た際の対処法をクイズを用いてご紹介いただきました。今回のお話の中で傷口は「乾かさない」ほうがいいこと、すぐに消毒液を使うのではなくまずは「水」で洗浄することの2点がポイントとして挙げられました。
≪公開講座アンケートより受講者の声≫
・スキンケアの大切さと「閉塞性ドレッシング」という専門用語でキズパワーパッドの利用について理解が深まりました。
・キズは、乾かさないほうが早くキレイに治る。専門的なお話でとても役に立ちました。ありがとうございました。
・スキンケアのお話がとてもタメになりました。固形石鹸がpH10.0でアルカリ度が一番高かったのにはびっくりしました。市販の洗浄剤で弱酸性のものが選ばれている理由がよくわかりました。