7月11日、美術学科 インテリア・コーディネートコースの2回目の公開オーディションが行われました。
テーマは「○○○の9坪併用ハウス」
最小限住宅として有名な建築家の増沢洵さんの自邸をモデルに、住居としての機能を持たせながら、その他の使い道もある家を提案するという課題です。
外部審査員としてHANDS STYLE株式会社 代表取締役の坂上喜保さんにお越しいただきました。
前半は坂上さんの建築に対するお話や、事前に送った学生の質問に答えていただく機会となりました。
日本の住宅の耐久年数は先進国の平均から遥かに下回る27年!という話を聞いた学生はびっくりし、釘付けになっていました。原因は湿気にあり、高気密高断熱と壁体内結露対策が大切だという話は、たった今学習している内容とリンクしていて、学びを深めることができました。
後半は学生のプレゼンテーションです。プレゼンボード2枚に、企画と使用する材料の一覧、照明計画の提案をまとめました。
住宅兼「小物づくり体験」「柴犬カフェ」「ホームスタジオ」「足湯」など、自由な発想の提案がされました。
コースに別れたばかりの1年生も真剣に聞き入ります。
審査員からは、提案の良いところ、改善できる点などが指摘されました。発想が面白い。小さいスペースをうまく活かしている。などと、高評価が得られた作品もありました。
次はいよいよ卒業制作に取りかかります。ここまでで学んだ知識や技術を総動員して素晴らしい作品を作ってください。