■第9回 『「男女共同参画社会」のいまとみらい』
《講師》
大学 社会福祉学部 准教授 高島 智世
《開催日》
平成27年7月18日(土)
《概要》
『世界経済フォーラム男女格差レポート2015年度版』で、142カ国中104位だった日本。
明治維新以降の「男女平等」という考え方をたどりながら、先進国における「男女平等」という考え方の背景には、産業構造の変化があること、さらに短い間に変化が起こった日本のような国では、十分に理解を得ることができず足踏みを続けることで、結婚、家族、働き方など様々な側面で困難な状況が生まれていることをお話しました。
《公開講座アンケートより受講者の声》
- 意義深い講座だった。データは非常に興味深かった。
- 普段あまり考えることがなかったことを聞いたことによって、勉強になりました。
- 男女共同参画の社会の構築は難しい問題です。どうしても男性は仕事、女性は家事育児と性別役割分業となってしまいます。ただ、男性も女性もお互いの仕事、家事育児等を理解することが難しくなってきている今、社会全体で個人(家族)の問題を男女共同にて考えていく必要性があると思います。